ボクがドルヲタになった契機としては、同世代ファイルの存在と、もうひとつ、深夜ドラマの存在が挙げられます。
1.
印象に残っているのは、まず『しようよ』(1996)。マンガ原作のドラマなのですが、タイトルからも分かるように、ちと大人向けと言いますか何と言いますか…。でもね、これが面白かったんですよね。のちに『おそるべしっっ!!! 音無可憐さん』とかを作った今井和久さんが監督でね。
小嶺麗奈さん演じる岩崎美奈の清楚系かつ小悪魔系の…なんというかな、その雰囲気が好きでして。それは岩崎美奈も青蓮ちひろもそうですね。青蓮ちひろ役の湯原麻利絵さんをボクはのちのちまで「青蓮」と呼んでいたりもしましたが(「青蓮」って言葉が好きでね。また湯原さんがいかにも「青蓮」って感じがするんですよ)。
一見、悪い子なんだけれど実はピュアというかね。いや…むしろ…外見は清楚系なんだけれど、じつは悪い子…と思わせておいて、本当の心の奥底はピュアっていうね←ややこしい(笑)
清楚系かつ小悪魔系…というのはひとつのキーワードかも知れません。おそらくボクは、なにかそうした自己矛盾を抱えた存在に惹かれるところがあるのですね(たとえば松井玲奈や指原莉乃)。
2.
「神の祝福と悪魔の力」というのは『エコエコアザラク』の主人公黒井ミサを表す言葉です。1995年に吉野公佳さん主演(菅野美穂さん共演)で映画化されました。ボクはそれをTVで見たんですよね…ホラー苦手なはずなんですが(^_^;)
その後も加藤夏希さんや上野なつひさんなど、さまざまな人が黒井ミサを演じてきました。しかし、なんといっても傑出していたのは1997年のTVシリーズで主演を努めた佐伯日菜子さんです。
こう…東京の街を、周囲とひとりだけちがう真っ黒なセーラー服姿で、パタパタパタと歩いていく姿が印象的でね。どうしようもなく、軽薄な現代社会とかみ合わないその感じは、ボクの心を深くつかんだのでした(たとえば小林亜実や佐々木優佳里)。
『エコエコアザラク』TVシリーズ(1997)は例の「酒鬼薔薇事件」の影響で第二シーズンの途中で放送が中止になり、ボクがシリーズを通して見たのはパッケージ化されたのちになったりもしましたが…
なにかそうしたことも含めて、自分と社会とのかかわり方というのがボクのなかで前景化してきた時期でもありました。そして、自分と同世代のアイドルという存在は、そのこととどうしようもなく関わっていたのです。
つづく