決勝(裸の王様) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


ドイツ 1 - 0 アルゼンチン

 終わってみたら、やっぱりドイツが一歩抜けていた…ということになるんでしょう。「強いチームが勝つんじゃなくて、勝ったチームが強いんだ」とは良く言われますが、今回は、強いと思われていたチームがその通り勝った…という気がしています。

 まあ、7-1のあとの試合って、なかなか難しかったとは思うんですよね。やっぱりどこか感覚がズレてしまうところがありますから。その上、決勝では、中盤の要だったケディラも居ませんでしたし、特に前半は上手く行ってなかったと思います。後半開始の守備も少しバタバタしていましたしね。

 ただ、それでもやっぱり勝ってしまう。もちろん、休みが1日違いますし、アルゼンチンは準決勝で延長まで行っているわけですから、疲労度も違ったでしょう。それでも、あそこまで踏ん張っていた相手にトドメを刺せてしまうのが、ドイツの強さだな…って思います。

 アルゼンチンの方は、結局、ディ・マリアの不在が響いたな…って感じがしています。準々決勝の前半30分に彼が負傷退場してから、アルゼンチンは都合5時間(60+90+30+90+30=300分)にわたってゴールを奪えなかったのですからね。

 走らない王様メッシの副将として、縦横無尽に駆けまわり、相手を切り裂き、マークを引き付けていた彼がいなくなったことで、メッシは裸の王様になってしまいました。

 クン(アグエロ)も素晴らしい選手ですが、彼はケガをして万全の状態ではありませんでした。イグアインやラベッシも良い選手ですが、ピッチ全体に及ぼす影響力はディ・マリアとは比較になりません。パラシオは…まあ良いでしょう(決勝での彼は酷すぎました)。

 5時間でノーゴールということは、90分の試合で考えると、まるまる3試合以上はノーゴールが続いていることになります。むしろ、それで良く決勝まで上がってきたな…というのが実感ですね。あれだけのタレントがいて、ましてやメッシがいて、それでディ・マリアひとりが居ないだけでこうなってしまう。サッカーって面白いな…って思います。

 今大会のアルゼンチンは、むしろ守備のチームでした。特に素晴らしかったのは、なんと言ってもマスチェラーノですよ。中盤の底に位置していた彼は、その優れた危機察知能力と無尽蔵とも言えるスタミナで、もうことごとくピンチを防いでましたからね。準決勝でも決勝でも「またマスチェラーノか!」と思うことは山ほどあって、あれは感動的ですらありました。

 ですから、敗れたアルゼンチンからわざわざMVPを出すなら、メッシじゃないよな…って気はするんですよね。彼はたしかにベストの選手ですけど、トーナメントに入ってからはノーゴールですし、さっきも書いたように、アルゼンチン自体が、準々決勝ベルギー戦の後半から1点も決められていませんでしたから。

 まあしかし、こうした賞において、攻撃の選手、とりわけスター選手が好まれる…というのは昔から変わらないんですよね。



 さて、こうしてボクの寝不足の日々は終わり、また普通の日常が戻ってきます。日常のサッカーがある普通の日常がね…って上手いこと言おうとして失敗しました。寝不足(と早くも夏バテ)で少し体調が…ケホケホ(;一_一)←空咳(笑)