待望の…待望の公演。
SKE48研究生、アップカミング公演~夏~。
11人の公演。
ユニットとアンコール以外はSKEの楽曲で構成された公演。
1.
セットリストに関しては、思うところもあります。正規のセットリストじゃないので、ストーリー性に欠ける部分があるのは仕方ないかも知れません。(曲同士のつながりが)ちゃんと流れているところもあれば、流れていないところもありました。
SKEの曲で、振り付けがあって、ユニット曲では(SKEの曲じゃなくても)衣装がある曲じゃないと…と考えると、限られた選択肢の中では良くやっているとも言えるかも知れません。「夏」というコンセプトを作ってね。
順に触れていくと…『マツムラブ』は現研究生が持つ最大の武器のひとつですが、おそらく飛び道具的なところがあって使う位置が難しい。最初に持ってくるというのは、ひとつのアイデアとして面白いと思いました。
ただ、流れからすると前座的な雰囲気(価値が下って意味じゃないです)になっていたので、むしろホントに前座にしちゃっても良かったかなと。つまり、前座ガールのように『overture』の前に入れる。
で、『overture』明けは『オキドキ』から入る(『少女は~』と順序を入れ替える)…というのも、オープニングチューンは、イントロでドーンと高まるやつが良いと思うので(追記:そうすると自己紹介MCに11人で入れないことに気づいた(;一_一))。
それに、シングル曲はそれ自体で完結しているので、公演の一部として取り込むのはなかなか難しいな…ってのも感じるんですよね。イントロからして、つながるように作ってないですもん。『オキドキ』を頭に持ってくというのは、そういう意味もあります。
だから、ホントは他のシングル曲もすべてMC明けに持ってくるくらいでも良かったかも知れませんけどね。「あ…つながってない」と思えたのは、大体、シングル曲の場面でした。
ユニット曲は、まあ無難な選択をしてましたかね。衣装の問題があって、そもそも選択肢がそんなになかったのかも知れません。それでも「夏」というコンセプトを持っていたので、分かりやすくはありました。
ただひとつ…『心の端のソファー』は…「え?いきなり室内??」かと(笑)
「渚」→「流れ星」ときて、いきなり「ソファー」ですからね。なんかあれはすごく違和感がありました。しかもその次は「湘南」なので、並びのなかで、「ソファー」だけが(言葉だけ見ても)かなり浮いている(衣装はかわいいんですけど)。
だから、あれは表現の部分でどうにかするしかないんでしょうね。「ソファー」を屋外に、夜空の下に持ち出す。星空の下のソファーっていう。まあ、かなり抽象的ですが、頭のなかのソファーのイメージをそんな感じにして、演じてみても良いかも知れません。
逆に、セットリストで良かったのは、なんと言っても『花火は終わらない』ですよ。あれは良かった。
「夏曲」って言うと、いかにも明るくて、アッパーで…ってイメージが強いと思うんですが、「夏」と一口に言っても、夏の嵐もあれば(そういや、『夕立の前』を歌う訳には行かなかったのかな?)、夏の星空もあって…期待する夏もあれば、あとから振り返る夏もあるわけで…あの曲があることで、一気に「夏」というコンセプトに深みが出ました。
ボクは、公演を見る判断基準として、とにかく何か引っかかる曲…その一曲を見るためにその公演を見たくなる曲…があるかどうか、というのが重要だと思っているのです。その点では『花火は終わらない』は、ちゃんと武器になっていました。
そこからアンコール明け『寡黙な月』へと至る流れもまた良かったです。
そんで、ラストは、『桜の花びらたち』なんですかね? あれを空ちゃんの卒業セレモニーの一部として歌ったのか、それともアップカミング公演ラスト曲がそもそも『桜の花びらたち』なのか、ボクにはちと判断がつかなかったんです。
もちろん、『桜の花びらたち』は名曲ですし、現研究生たちにとっても思い出深い曲なので、相応しいと思います…が、(コンセプト的にいきなり「春」になっちゃいますし)個人的には最後は『なんて素敵な世界に生まれたのだろう』を歌って欲しかったんですよね~…。
…って、まあ個人的な好みを言っても仕方ないんですが。たぶん、あの曲を彼女たちが歌っていたら、ボクは泣いちゃったでしょうね(* ̄艸 ̄)
うん…なんか、研究生がこれだけ難しい状況のなかで、これだけ色々なことがあって、それでも彼女たちには『なんて素敵な世界に生まれたのだろう』って思えて欲しいというか…。それは、(好みというよりはむしろ)ボクの願いでもあって。
いま、この曲を歌って人の胸を打てるのは(旧横Aのメンバーを除いては)彼女たちを置いて他にいないと思うんです。それは、彼女たち自身にストーリー性があるからですよね。
たとえセットリストにストーリー性が欠けるところがあったとしても、彼女たち自身のストーリー性をうまく取り込めば、それ以上になにか心を打つものができる…そんな気がしてね(あの伝説の空ちゃん卒業公演のように)。
そうそう…あのチャレンジ企画は面白いです。あれは良い企画。MCじゃないからトークを鍛えるのは難しいかも知れませんが、バラエティ番組なんかはああいう作りであることの方が多いので、むしろ実戦的かも知れません。
2.
さて、セットリストに関して長々と語ってきたわけですが…←予想が外れたもんで(笑)
それは今すぐどうこう出来るものでもないでしょう。肝心なのは、そのセットリストでどう見せていくか…もちろん、パフォーマンス/表現の部分です。
大まかなことを言うと、もっと曲ごとのメリハリをつけた方が良いなとは感じましたかね。とくに「夏」というコンセプトで選曲しているので、ともすれば、どの曲も似たような表現になってしまいがちです。セットリストにストーリー性が欠ける部分があるので、意図的に表現に緩急をつけることも大事かなと(緩急をつけることで流れが作れるので)。
でも、なんかみんなかわいくてね~…こう客観的に見れないと言うかσ^_^;
じゅなっこ(山田樹奈)かわいかった。フトした瞬間にパッとカメラに抜かれて、「あ、じゅなっこかわいい」と思えたことが何度もありました。こうホッとするようなかわいさなんですよね。今回のボク的ベストショットはじゅなっこの写真でした。
ゆっぴぃ(佐々木柚香)は相変わらずマイペースでかわいくて、斜め前から抜かれる横顔(?)が美しかったです。今回の衣装(とりわけ自己紹介MCで着ていたようなカチッとした衣装)がメチャクチャ似合ってました。
井田ちゃん(井田玲音名)は(須田ちゃんも言っていましたが)足が長くてスタイルが良いんで目立つんですよね。しかも、それだけじゃなくて物腰…というか所作というかな、それがグンッと洗練されてきていて、思わず目を奪われてしまいます。
まぁたん(後藤真由子)とおしりん(青木詩織)の小憎らしコンビ(あのチャレンジ-笑)はMCと表現とのギャップが良かったです。
あの切なげな表情と艶のある声、まぁたんはやっぱり『涙の湘南』が似合い過ぎです。あの一曲だけで、虜にできてしまう。MC企画では師匠のかおたんに「いじめ」られてましたけど…って、みんなブッコミ過ぎだから(笑)
おしりんは万能ですよね。コミカルな演技も出来ますし、かわいい曲も意外とこなせてしまう。キリッとした表情で決めることも出来る。この公演は人数が少ないので、おしりんの融通性は際立ってました。
ぐぐたすでブレイクしたなっきぃ(鎌田菜月)。あのなっきぃがこのなっきぃ…って、まあもちろん、それは前から分かっているんですが、どういう子か少し分かるようになってきて、やっぱり見る目も少し変わっているというか。簡単に言うと、ボクは昔よりずっとなっきぃ好きなんです←なっきぃぐぐたす応援隊(笑)
だけど、ぐぐたすで伝わらない数少ないことはあの優しい微笑みですよね。あれは最強です。
最年長(あれ?)のわんちゃん(犬塚あさな)は今までもチームを引っ張ってくれていましたけど、今回はちゃんと個人としても輝いていました。ユニットセンターも務めましたし、全体曲のパフォーマンスでも光ってましたね。
これまでは少し斜めに構えるところがあったおぎりー(荻野利沙)も、今回は思いのほか良かった。「思いのほか」って書くと、今まではどう思ってたんだ…って話になりそうですが…いや、でもホントに見直したんですよ。
いつも通りブッコミ過ぎて、見ている方がハラハラするかおたん(松村香織)…MC企画では研究生をバシバシ鍛える鬼将軍のようでしたけど(いじめには見えなかったから大丈夫-笑)、パフォーマンスではすげえ可愛かった…ってか、最近、かおたんかわいくなってないか? 気のせい?←ちょっと最近、目の調子が(笑)
いま、ゆめち(野口由芽)とさきぽん(竹内彩姫)に触れませんでしたけど…あの2人が輝いているってのは今さら言うまでもありません。なによりあの2人の絵、あの2人をフロントにした全体の絵っていうのが、ものすごく収まりが良かった。
ボクはそれで、この公演が(このチームが)うまく行くって確信できたんです。

11人の公演。(見ている方からすると、ひとりひとりにより意識を集中することも出来ますし)少ない人数ですけど、逆にチームとしての一体感というかな、家族的な感じというかな、そういう感じをすごく受けて。ああ、これはこれで悪くないなあって。
なにより…みんなの成長が見て取れたのがうれしかったし、ホントにみんなよく残ってくれたなって((T_T))。空ちゃんの卒業セレモニーも出来たしね(*^_^)b