JYURI-JYURI じゃんけん(無言の会話) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


「JYURI-JYURI じゃんけん」
(無言の会話)

 いや~、凄かったですね~…AKBじゃんけん大会の決勝…

(注:これから話すことは、フィクション、あるいはボクの妄想です)

 緒戦からずっとパーを出し続けた珠理奈、グーを出し続けた上枝ちゃん。両方とも初志貫徹した結果、決勝ではパーを出した珠理奈が戴冠した。表面上はそうなのですが、あそこで行われていたのは、もっとずっと高度に政治的なことだったと思うのです。それは八百長とかそういうレベルの話を越えた、「無言の会話」です。

 珠理奈というのは11歳でAKBのセンターを務めた超逸材です。SKEのセンターであり、AKB選抜の常連でもあり、先ごろの総選挙では神7入りも果たした次世代センター候補の筆頭格です。

 それに対して、上枝ちゃんはNMBチームB2のキャプテンではあるものの、AKBはもちろん、NMBの選抜にも選ばれたことはありません。総選挙でも圏外でした。同じ48グループのメンバーと言えど、その立ち位置はまったく違うわけです。それがまず、この話の前提です。

 珠理奈は決勝戦後のインタビューで「ずっとパーを出し続けていたから、読まれていると思って迷ったけど、やっぱりパーを出した」という趣旨のことを言っていました。この言葉が意味するところは、ボクはハッキリしていたと思います。

 つまり、珠理奈は…「わたしはこれまで、センターに相応しいだけの実績を残してきました。批判やアンチをすべて抱えて、48グループを背負っていく覚悟も能力も私にはあります。あなたは、本当にAKB48のセンターを務める覚悟はありますか?」と、あの決勝戦の瞬間に、上枝ちゃんに無言で聞いたんですよ(「目で会話した」と言ってもいいけれど)。

 珠理奈はあの時点までずっとパーを出してきました。だから上の無言の言葉は、こういう意味を持っていることになります。「私はパーを出します。あなたはチョキを出せますか?」と。だから、珠理奈はパーを出したんです。あのパーの意味はそういうことですよ。読まれているなんてことは分かっている…というよりむしろ、相手に手の内を読ませた上で、選択を迫ったんです。「それでも出せますか?」と。

 ああいう状況に持って行けてしまう珠理奈はやっぱり半端ないっすよ…結果的には、それで相手を呑んでしまった。決勝戦後、「じゃんけんセンターだけでなく、本当のセンターとしても認められるように頑張りたい」と言っていましたが、あれは珠理奈だからこそ許されるセリフですよね。決勝戦でも、その気迫と自信で相手を呑んでしまったんです。

 だから、あの勝負は、実際には一にも二にも上枝ちゃんにかかっていたわけですよ。彼女にチョキを出せる勇気があるのかどうか。その一点です。チョキを出せたら勝てる。それが分からなかったなんてことはない筈です。上枝ちゃんは…準決勝から決勝までのわずかな時間(数十秒かな?)の間に色んなことを考えたと思いますよ。おそらく、これまでの彼女の人生の中でいちばん考えた。

 「優勝すればもちろん話題にはなるだろう。もしかしたら、それで人生が変わるかも知れない。でも、アンチだってつくだろう…私にセンターが務まるだろうか…売り上げが墜ちてしまったらどうしよう(実際、うっちーセンターだった第一回じゃんけん曲は前作から30万枚くらい売り上げを落としていますし)…私に48グループを背負うことが出来るんだろうか…しかも相手は(誰もが期待せずにはいられない48グループの星)珠理奈さん…」

 …そして…彼女は「グー」を出したんです。つまり、珠理奈の問いに対して、「私には出来ません」と答えたんですよ。あの瞬間、ボクは文字通り、上枝ちゃんが「屈服した」と思いましたね。あそこで突っ込んでしまえる人もいるだろうけど、やっぱり、あの状況でチョキを出せる人はなかなかいない。それに加えて、B2のキャプテンを務めるような(責任感のある)上枝ちゃんだからこそ、なんか行けなかった…そんな感じがします。

 珠理奈はインタビューで「AKBのじゃんけん大会なので、AKBを兼任していて(遠慮しないで済むから)良かった」みたいなことを言っていましたが、珠理奈ですらそう感じるんですから、上枝ちゃんがどう感じたかなんてのは…言うまでもないでしょう。「(2位でも)ここまで来れたことが…」、インタビューでの言葉が全てを物語っていたと思います。

 あの僅かな時間にスパークのように閃いた無言の会話…ボクは「ああ…良いもの見たな~」って感じがしたのでした<(__)>
P.S.じゅりな、おめでとう(*^_^)b



JYURI-JYURI BABY MV(special edit ver.)



今回の登場メンバー:珠理奈(松井珠理奈)、上枝ちゃん(上枝恵美加)