センター適性をサッカー選手にたとえてみた(支店編) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


センター適性をサッカー選手にたとえてみた(後編)
~支店編~



・松井珠理奈(SKE)
 ⇒森本貴幸

 中学生でJリーグデビューを果たし、世間の耳目を集めた森本。それどころか、当時の日本代表選手をぶっちぎってゴールを奪い、「中学生相手にゴールを決められた茶野」という不名誉なあだ名を献上したりもしました。その後、イタリアのセリエAに移籍。そこでも実力を発揮しましたが、いかんせん怪我がちなところが玉に瑕で、レンタル移籍や代表落ちを経験しています。

 単独で点が取れる本格ストライカーとして、周囲の嘱望を集めてきました。かつて和製ロナウドの異名をとったように、ドリブル突破からの迫力満点のゴールが持ち味です。また最近では、ゴール前で合わせる動きも見に着けてきたようです。まだ若いですし、コンディションさえ戻ってくれば、いまなお期待できる選手でしょう。

⇒小学生でオーディションに合格し、即、本店CDの選抜入りを果たしセンターも務めた珠理奈。これまで数多くのメンバーがデビューしてきた48グループですが、こんな経歴を持つメンバーは珠理奈ひとりです。とにかく凄いとしか言いようがない。

 綺羅星の如き選抜メンバーにあっても、埋没するどころか、むしろ珠理奈が中心にしか見えないような時があります。存在感がちょっと図抜けているのですね。ルックス抜群の上、頭の回転が早く、運動神経も良いので、何をやらせてもサマになりますし、パフォーマンスの質も圧倒的です。まさにセンターをやるために生まれてきたと言ってもいいくらい。

 そんな珠理奈の弱点は、体が弱いこと。年と共に体力もついていくのかも知れませんが、こればっかりは個人差があるので仕方ありません。まるで、類まれなる能力を得る代わりに、体力が削られているような印象があります。常に3倍界王拳で闘っているみたいなね。

 初の神7入りを果たし、敬愛するマリコ様も卒業します。これからは珠理奈が、SKEのみならずAKBをも引っ張っていくべき時代なのかも知れません。ただ、あまり負担をかけ過ぎてしまうと心配になっちゃいますけどね。ガラスのエースは、最上級の能力と脆さとを同時に備えています。



・山本彩(NMB)
 ⇒佐藤寿人

 昨年度のJリーグMVP&得点王に輝いた寿人。しっかりと自分を持っている選手で、長い時間をかけて、チームメイトに「こういうボールが欲しい」「オレはこういう動きをするから、ここで出してくれ」ということを徹底してきました。いまでは、中盤の選手との息の合ったコンビネーションで、一瞬だけピンポイントで抜け出し、ゴールを奪うことが出来ます。一方、そのコンビネーションを活かすことが出来ない代表では結果を残せていません。

⇒名実ともにNMBの顔であるさや姉。キャプテンでありながらセンターでもあるという稀有な存在です。チーム単位だったら、優子とかゆきりんとかちゅりが居ますけど、グループ単位でこういう位置づけにいるのはさや姉ただひとりです。バラエティからグラビアまで幅広くこなしますが、パフォーマンスの上での武器は、宮本亜門さんにも絶賛されたダンスでしょう。大きくキレのある動きで目を引きます。

 NMBではグイグイと周りを引っ張っていくさや姉。さばさばした雰囲気なので一般受けも良さそうですが、総選挙のスピーチで自ら言っていたように、AKBの選抜に入ると、みょうに縮こまってしまう印象があります。やや内弁慶というのかな、そんな感じに映ります。誰にでも懐っこいみるきーとは対照的ですね。

 そんなこともあって、現時点ではあまりにもNMBの印象が強いため、さや姉が本店センターを努めると、おそらくは「NMBの曲」に見えてしまうと思います。その辺り、小さい頃からのAKB選抜でセンター経験もあり、兼任もしている珠理奈との違いですかね。さや姉は、本店センターというより、むしろ、ゆいはんと共に総監督の後釜という位置づけに近いのかも知れません。



・田島芽瑠(HKT)
 ⇒工藤壮人

 若きエースストライカーとして柏に君臨する工藤。「特徴がないのが特徴」と云われながら、今季のJリーグ得点王争いにも堂々と顔を出し、代表にも召集されるようになってきました。ポジショニングに優れ、ピンポイントで点が獲れるゴールゲッターです。先日の試合(清水戦)で見せた、ゴールを背にしたまま浮き球を胸でトラップして、そのまま右足で切り返してDFを外し、さらに振り向きざま右足を振り抜いてゴールを奪ったシーンは圧巻でした*。あんなゴールを決められる選手が、いまの日本にいるのか…

⇒本店選抜のさくらたん、はるっぴ、さらにさっしーまで持っているHKTですが、デビュー曲のセンターを務めたのは二期研究生の芽瑠でした。何て言うのかな…とても透明感のあるタイプなので、個性の強いサイドを引き連れても埋没せずに、むしろ個々を引き立てつつ、自分もそのリフレクションの中で引き立つことが出来ます。彼女もまた生まれついてのセンターって印象ですね。一方、良くも悪くも「色が無い」ので、自分がサイドに回ると埋没してしまうかも知れません。



番外編

・指原莉乃(HKT)
 ⇒内田篤人

 もともと中盤の選手として世代別代表にも招集されていたウッチーですが、サイドバックにコンバートされて才能が開花しました。突破力に優れているのはもちろんですが、あのポジションからゲームを組み立てられるのが非常に大きいです。ウッチーがいないとゲームを構成する力が格段に落ちてしまうんですよね。現在の日本代表は、運動量の長友と技術の内田という高性能な両サイドバックを抱えていることが最大の武器になっています。

 …でも、まあフォワードじゃないっすわな(笑) 
 
⇒あらかじめお断りしておくと、ボクは今回のさっしーセンターに不満があるわけじゃありません。ちゃんと選挙で勝ち取ったのだから、今回はさっしーセンター以外にはありえません。それはボクも納得しています。ただ「センター適性」があるかないかは、それとはまた別だよねという話です。

 総選挙で一位を奪取したさっしー。ブレイクする前から高く評価されていたものの、センターとは無縁の存在でした。チームBではまゆゆとゆきりん、チームAではあっちゃんという大センターが居たからです。HKTに移籍したのちも、圧倒的な人気を誇るにも関わらず、める、さくらたん、はるっぴ辺りを前面に押し出して、自分はむしろ脇に徹しました。その姿勢がまたファンの好感を呼んだのです。

 本人の適性としても、サイドでワイワイやっている方が性にあっている気がします。MC力が高いことからも分かるように、全体を見通す「目」を持っているので、全体のバランスを見ながら、自分を活かす道を知っているんですよね。

 ただ、センターに立ってしまうとアラが目だってしまいます。意外にも(?)アイドル性は割りと高いのですが、ダンスのキレがあるタイプじゃないし、表現力が高いわけでもない。その上、数ある「あだ名」と「キャラ」が示すように、わりとクセの強い雰囲気を持っているので、真ん中にいるとそれだけで悪目立ちして、アクが強くなってしまうところがあります。

 ほぼほぼ悪口みたいに聞こえますが(笑)、サイドならばそれは武器になるものです。サイドであればダンスのキレのなさも目立ちませんし、また、表現力がなくても何か武器を持っていればそれだけで一点突破できます。なにより、サイドには個性の強さ(=アク)が必要ですからね。KFCで優子が遊んでいるのなんて、まさにサイドの役割を良く理解しているからでしょう。あれがセンターだったら、彼女はまた違ったスタイルを取る筈です。

 さっしーはまた、その個性を前面に押し出して、自分からグイグイと引っ張っていけるようなタイプでもありません。他のセンターたちが、多かれ少なかれ「わたしを見て!」という姿勢を隠さないのに対し、さっしーはどこか自信なさげでカメラに照れてしまうようなところがあります。もちろん、それが良いと言う人もいるでしょうが、「フォワードはエゴイストじゃないと務まらない」と云われるように、アイドルのセンターもやはり自己主張/ナルシズムが必要です。真ん中が自信なさげだと、グループ全体がボヤけて見えてしまいますからね。

 と、こんな感じで、現時点でのさっしーの「センター適性」評価はボクの中では高くありません。慣れの問題もあるでしょうし、「立場が人をつくる」と云われるように、さっしーもいつかはセンターらしくなっていくのかもかも知れません。でも、やっぱりもともとの適性がサイドだとボクは思うんですよね(たぶん、それは本人も良く分かっているでしょう)…さしヲタがさっしーセンターにこだわると、むしろさっしーの魅力を削いでしまう結果になる気がします。



SKE48チームS - JYURI-JYURI BABY