偶像のかなた17 横山由依 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


『偶像のかなた17』

横山由依
(AKB48/チームA/総選挙15位)

「Ten Thousand Words」



 ゆいはんのNMBでの旅が終わった。

 なんだか、「むしろNMBの人なんじゃないか」って思うくらいハマっていた。正直、もったいないと思うところもある。泣きじゃくっていた本人も、「もっといたかった…」と言いかけて絶句していた。

 そのスピーチで、「なんて言ったら良いか…」という言葉を連発して、「こういうの得意じゃない」と繰り返していたゆいはん。でも、その気持ちは、いたいほど伝わってきた。「表情が物語る」という言い回しがあるけれど、ゆいはんの場合はいつも、その美しい都訛りの言葉より、なにより表情がすべてを物語っていた。

 これまでの総選挙を振り返ってみても、ゆいはんの姿を名場面として思い出す人は多いはずだ。あの時、彼女が何を言ったかは覚えていなくても、彼女がどう感じていたかを忘れる人はきっと居ない。あの時、あの時も、ゆいはんの表情は、千億の言葉よりも雄弁だった。

 そして、晴天の霹靂で兼任解除が発表された武道館ライブ。口を真一文字に結んで、ややうつむき加減で虚空を見つめ、微動だにしなかったゆいはん。まるで、氷になったかのように固まった表情がカメラに映し出されていた。それでもやっぱり、その「悔しさ」は痛いほど伝わってきた。

 それは、ゆいはんの表情の雄弁さと同時に、内に秘めた芯の強さがよく現れていた場面だった。愚直なくらいに真っ直ぐで、時に頑固で…

 ボクが思い起こすのは、数年前のマカオでの200mバンジー。あの頃はまだ、卒業した萌乃や、ゆいはんと同じく兼任解除になったキタリエから、「初々しいから、何しても可愛い」みたいな扱いを受けていた。

 それでもやっぱり、内に秘めた芯の強さは見えていた。バンジーを飛べなかった人たちの分の課題も、「わたしが飛んだらクリアにしてくれますか」と言ったゆいはん。腰砕けになるほどの恐怖を克服して、見事にマカオの夜空を飛んでみせた。臆病さと、それを乗り越えた勇気。あれは、長年続いているネ申テレビの中でも、最高の名場面だったとボクは思う。

 ゆいはんは、ただはんなりしているだけじゃなく、なにか名場面を生み出してしまう力がある。それはきっとね…彼女の魂が、(ちょっと他に類を見ないくらいに)美しいからなんだと…ボクは思う。その美しさは、ボクの心を震わせ、そしてまた、時にボクを泣かしめる。

 ゆいはん。NMBの兼任、おつかれさまでした<(__)>

P.S
 菜々ちゃんもチームNラスト公演、おつかれさま(*^_^)b
 


「AKB48 ネ申テレビSP ~プロジェクトAKB in マカオ~」
(ゆいはんと言ったらやっぱりこれ[1:38:00~])



今回の登場メンバー:ゆいはん(横山由依)、萌乃(仁藤萌乃)、キタリエ(北原里英)、菜々ちゃん(山田菜々)