偶像のかなた 7. 山田菜々 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


『偶像のかなた 7』

山田菜々
(NMB48/チームN/総選挙46位)

「vertical」


 今を去ること約半年前、『NMB48げいにん!』の放映が始まりました。当時、まだNMBの「推し」を決めていなかったボクは、これを機会に「推し」を決めようと決心したのでした。それで、自分の心の動きを記録するために、かなり意図的にTwitterに書いていきました。

 まず最初に投稿したツイートが↓



ヤバい…NMBの吉田朱里ちゃんがマジかわいい!…まあ、実際に好きになるかどうかは別として(* ̄艸 ̄)
2012年07月13日(金) 



 初めに注目したのが、ボクが言うところの「NMBイチの美人」吉田朱里ちゃんです。<あかりん>はホントにかわいいと思いますね。ルックス的にはAKBグループでも群を抜いていると思います。ただ、ここで留意すべきなのは、「好きになるかどうかは」(分からない)と書いていること。つまり、ボクがここで、「かわいい」と言っているのは客観的な評価だということです。

 そこで次に出てくるのが、「自分にとってどう」というレベルの話、すなわち、主観的判断の話です。たとえば(散々、前振りしてきたように)、ボクが<みぃ>(峯岸みなみ)を「好き」だったのは、「なにか自分と通じるもの」を感じたからですし、<真那>(大矢真那)さんを「好き」なのも、「自分にとって理想のタイプ」だからです。

 NMBでは、それは<まーちゅん>(小笠原茉由)でした。実はボクが圧倒的に弱いタイプの顔があって、それはちょっと丸顔で目がパッチリした子。たとえば、元モーニング娘。の紺野あさ美さんや、HKTの<さくら>(宮脇咲良)たん、そして、<みぃ>や<まーちゅん>も、まさにその系統です。



最近、NMB48の小笠原(茉由)さんがお気に入り…え~…NMBのボク的推しは小笠原さんで(* ̄艸 ̄)
2012年08月05日(日)



 もちろん、顔が同じ系統だからと言って、それは単なる「引っ掛かり」に過ぎないのであって、それで即「好き」になるわけではありません。たとえば(上でも書いたように)<みぃ>を好きだったのは、自分と通じるものを感じたからですし、紺野さんの場合は、何よりあのおっとりとした性格が好きでした。

 <まーちゅん>の魅力は、あのコミカルな動き、お笑いモードと自然体モードのギャップ、そして、ちょっと何を考えているか分からんところです(あと頑張り屋さんのところ)。そんなこんなで↑の発言に至ったわけです。

 番組が始まって一ヶ月、ボクの「推し」は、<まーちゅん>で決まったかのように思えました。しかし、自分自身ですら予想できなかったことが起こります。じつのところ、「事態」はまだ終わってはいなかったのです。約一ヶ月後、次のツイートが現れます。



ふとした表情、さりげない仕草…ごくまれに(実際にどうかは別として)その人の心の奥底が見えた気がすることがある。滅多にいないけれど、それが起こった人は、心の中に定着して決して嫌いになることがない。そんなわけで最近、NMBの山田(菜々)さんがお気に入り←それが言いたかった(* ̄艸 ̄)
2012年08月29日(水)



 実際、ここに書いてあることが全てなので、何かを付け足すことは無いかも知れませんが、別の言葉で少し説明してみましょう。

 これまで、ボクは、「客観的」と「主観的」というレベルで説明してきました。しかし、そのレベル、言い換えれば「評価」と「好き」のレベルを超えて、届いてしまうものがあるのではないかとボクは思っています。

(ボクはそれを良く「詩」という言葉で説明するわけですが、まあ、この記事ではそれは良いでしょう)

 実際、ボクは山田菜々ちゃんの「どこが好き」って説明しづらいのです。最初に見た時(ってのは、『げいにん!』よりずっと前ですけど)は、正直、「余りカワイくない子」だと思っていましたし、『げいにん!』が始まった当初も、(ルックス的にも性格的にも)そんなにハマッていませんでした。ブログも(いま見ても)余り面白くない(笑)

 でも、分かる。分かってしまう。ある瞬間、全存在が分かってしまったような「気がする」時があったのです。その瞬間、全てが反転して駆け上がっていきました。もちろん、ボクの知らない側面は山ほどあるでしょうし、それ自体もボクの幻想かも知れません。

 でも、ここで大切なのは、心の奥底にあるクリスタルのような、あるいは魂(soul)と言っても良いかも知れませんが、その人のあらゆるものを生み出すもの、それが、見えてしまった「気がする」時があったということです。ボクはそれを「恋」という言葉で表わします。

 それは、あらゆる文脈とは(ほとんど)無関係に、「垂直」に訪れます。それは、「なぜ訪れたか」は分かりません。ただ、「どの瞬間に訪れたか」が分かるだけです。その瞬間、理屈を超えてしまう。

 たとえて言うならば、こういうことです。客観的な「評価」や主観的な「好き」というのは、それぞれが、ブロックを積みながら、空[ぼくの心]に向かってバベルの塔を築いていくようなもの。ポテンシャルが高い子は、もともと持っているブロックの量が違いますし、相性の良い子は、ブロックが積まれていくスピードが他の人よりも早いでしょう。

 でも、(ここでボクが言っている意味での)「恋」は、そうしたものとは、ほぼ無関係に訪れます。その瞬間、その子を取り巻く全ての重力が反転して、まるでペガサスのように、天に向かって「垂直」に昇っていくのです。

 そしてそれは、やがて雲となり世界を覆い、太陽となって世界そのものを染めていきます。その陽射しのもとで、ボクは世界の真の姿を知ります。いまや、そこでは、染まっていることと透明であることがイコールです。

 それは、既に世界そのものと化しているが故に、もはや、世界に内在するもの=言葉で説明できるものではありません。わずかに、詩のみがそれに触れることが出来るでしょう。

 …って、結局、あまり山田菜々ちゃんの記事になってなかったな…まあ、(上に書いたように)説明できんからね(^_^;)>



恋愛被害届け(紅組)/ NMB48

追記:
 ちなみに、「どの瞬間」かは(上にも書いているように)ボクには分かっています。それは、『げいにん!』第7話のアドリブコーナー、「オモシロカワイイ一言に挑戦」のワンシーンです。

 その日は、みんなのアドリブが絶好調で、スタジオを笑いの渦に呑み込んでいました。そして、最後に残った山田さんの一言がウケれば、コーナーを締めくくることが出来るという状況だったのです。「ウケたい~!!」けど、どうやったらウケるか「わからん」山田さんは、腰の辺りで手を組み、身を硬めながら、不安そうな、でも微かに悪戯っぽい瞳で佇んでいたのです。それが、「その瞬間」でした。

 その瞬間、すでに山田菜々ちゃんを(AKBグループ全体の)「推し」にすることが決められていた気がします。



「げいにん!名場面集」