proposition26 「美とは触れえないものに触れることである」 「現在」というものが主観的なものでしかありえない以上、すべての美は、瞬間的な「過去」からやってくる。ゆえに、美は、「瞬間」の内にありながらも、「過去」のものである。我々は、「過去」に触れることは出来ない。2度とは来ない「今」が既に「過去(触れえないもの)」であること。この不条理な結合が美を美たらしめる。