euro雑感4 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


イングランド1-1フランス

 まあ、色々と批判も受けるでしょうが、イングランドはあれくらいしか戦い方はなかったろうなとボクは思います。2ラインをきっちり(深めに)敷いて、明確なカウンター狙いのサッカーでした。終盤、デフォーに加えてキャロルを投入しても面白かったと思いますが、想定外の選手交代(パーカー→ヘンダソン)を強いられたことによって、3枚目のカードを切ることが出来ませんでした。あの選手交代に関しては不可解に感じられた人もいたようですが、交代前の数分間、パーカーのプレーが明らかにおかしかった(失ったボールを追いかけることが出来なかったり、膝に手をついたりしていました)ので、あれは間違いなく体調不良か怪我による交代でしょう。ホジソン監督にとっても誤算だった筈です。

 イングランドはサッカーの母国でもあり、したがってプライドも高いのですが、サポーターたちが自らの立ち位置をしっかりと見極めることが出来なければ上には行けません。イングランドはフランスやスペインとは違うのです。確かに、優れた選手は多いですし、世界でも屈指のリーグを持っています。しかし、ルーニーを除けば、攻撃陣に特別な選手はいません。

 何より、「10番(リズムを変えることが出来る選手)」が居ないことがイングランドをいつも苦しめます。ガスコインやJ・コールなど(タイプは少し違いますが、ここにスコールズを含めても良いでしょう)散発的に登場することはあるのですが、後が続かないのです。また、彼らにしても、その能力に相応しい扱いを常に受けていたというわけではありません。ランパードやジェラードはとても優れた選手ですし、攻撃のスイッチを入れることも出来ます。しかし、リズムを変えることが出来る選手というわけではありません。

 リーグを振り返ってみても、マンチェスターCにはシルバやナスリ、チェルシーにはマタ、かつてのアーセナルにはセスク(現在はアルテタ)、トッテナムにはモドリッチ(&ファン・デル・ファールト)など、各チームにリズムを変えることが出来る(あるいは攻撃にアクセントを加えることが出来る)選手が居ますが、彼らはみな外国人です。またマンチェスター・ユナイテッドにしても、スコールズの後継者が見当たらず、一旦は引退した彼を止むを得ず復帰させたくらいでした。

 結局、10番を持っていないイングランド代表は、昔ながらのキック&ラッシュのサッカーか(チェルシー時代の)モウリーニョ流ポゼッションサッカーに徹するしか上に行く術はないのです。イングランド代表を見る上では、そこのところを踏まえておく必要があると思います。それでも、今大会のイングランドは戦い方が明確なので、割りと良いところまで行くかも知れません。


ウクライナ3-1スウェーデン

 この試合はシェバ以外に語ることがあるでしょうか(* ̄艸 ̄)…あのヘッドでの2点。ぼくらがイナモのゴールを忘れないように、あの2ゴールを、ウクライナの人たちはいつまでも覚えていることでしょう。ぼくにとっても、シェバが健在だったことは素直に嬉しいです。それから、先ほど動画を記事にあげたのですが、19番のコノプリャンカという22歳の選手は要注目だと思います。才気溢れる選手なので、近い将来、名を馳せるようになるかも知れません。