『機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-』
『機動戦士Zガンダム II -恋人たち-』
『機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-』
2005年日本、95分
2005年日本、98分
2006年日本、99分
概要(Ⅰ)
富野由悠季が総監督、原作、脚本、絵コンテを担当した劇場3部作の第1弾。ほぼ1年の歳月を経て作り上げた壮大な物語と映像はファン必見。なおテーマ曲は若者に大人気のGacktが歌っている。(Yahoo!映画より)
概要(Ⅱ)
日本アニメ界を代表とする名作「機動戦士ガンダム」の映画3部作第2弾。原作、脚本、絵コンテ、総監督までを一手に取り仕切るのは、TVアニメ界の重鎮にして「機動戦士ガンダム」の生みの親である富野由悠季。本作は激化する戦乱の様子だけでなく、カミーユとフォウの運命的な出会いに焦点を当てたストーリー展開になっている。主題歌は前作に引き続きGacktが担当。(Yahoo!映画より)
概要(Ⅲ)
原作者・総監督の富野由悠季が、新時代に向けて内容を一新したZガンダム劇場版3部作の最終章。ティターンズ対エゥーゴの内戦や、旧ジオン軍の残党らによる複数勢力の激しい乱戦が、さらなる技術的進化を遂げたデジタル技術によってダイナミックに一体化し、スピード感あふれる演出でスクリーンに映し出されていく。第1部からテーマ曲を手がけてきたGacktの新曲や、衝撃のクライマックスがフィナーレを盛り上げる。(Yahoo!映画より)
感想
・・・う~ん・・・ダメだなこりゃ・・・なんでこんなもん作ったんだろうね。初代『ガンダム』の映画版はTVシリーズの放映終了一年後に作られた。一方、こちらは約20年も経ってから・・・もう、その頃と同じものは作れなくなってしまっているんだよね・・・
80年代の映像と2000年代の映像が混在する継ぎはぎの世界。なにか、とてもチグハグで、違う人物/物語が混入しているようにすら見えてしまう。音楽も同様で、全く的外れで違和感だらけの主題歌は、新しいとか何かを通り越して、もはや、ただの悪趣味。それは、今の価値観でかつてのものを振り返ろうという傲慢さ、愚かさの象徴でしかない。
メンドくさいから、『Z』劇場版3部作を一挙にレビューしちゃおう。フォウが登場するのは2作目。おそらく、ここで最も酷い改変がなされている。キャラデザインも声も変わったフォウ・・・なんだか妙に幼くなって、まるで綾波みたいじゃないか・・・独自性を失って、それで神秘性を失って、なんだか普通のキャラになったフォウ・・・2度目の登場もなくなって、物語に占める重要性も薄まった。
切り貼りしてダイジェストにして、そして単に薄っぺらになった物語。感情の起伏も、盛り上がりも、余韻も何もなくなって、ただただ戦いが続けられて、人が死んでいく世界。改変されたエンディングもまるで取ってつけたかのよう・・・こんなのを見て『Z』を見た気には、ボクはなって欲しくないな。※富野さん、アンタ、年取ったよ。
☆☆(2.0)