ハゲタカ(3.5) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『ハゲタカ』
 
2009年日本、134分
 
大友啓史:監督
 
大森南朋:主演
 
概要
 企業買収をテーマにした壮絶なマネーゲームを描いて大反響を呼んだNHKテレビドラマ「ハゲタカ」の劇場版。ドラマから数年が経過した日本を舞台に、日本の基幹産業・大手自動車メーカーに買収を仕掛ける中国系ファンドと天才ファンドマネージャー・鷲津政彦が繰り広げる激しいマネー戦争を活写する。鷲津役を大森南朋が続投するほか、キャスト、スタッフも再集結。現代日本の未曾有の金融危機を反映したリアルな脚本は見逃せない。(Yahoo!映画より)
 
感想
 この映画を観始める前に、ドラマシリーズ(2007)を見た。いささか、クラシックなものの観方が気になったものの、骨太で素晴らしいドラマであった。何より、マネーゲームに対して真正面から向き合った切迫性が感じられた。(今となっては隔世の感があるが)
 翻って、この映画。撮影に入る直前に「現在の時間軸に合わせた物語にするために脚本を大幅に書き換え(wiki)」たらしく、2008~2009年当時の世相を反映したものになっている。そのため、「スタンリー(おそらくリーマン)ブラザーズ」「派遣」「ドバイ」などの用語が飛び交う。
 しかし、一体、リアルとは何か?しっかりと消化もしないで導入されたそれらの要素は、ほとんど物語に溶け込んでいない。「面白いか」と問われれば「面白い」が、正直、付け焼刃な感は否めない。脚本の「8割程度を書き換えた(wiki)」のに、公開日は1か月しか先送りされていない。企業再生をテーマにするなら、その前に、コンテンツ制作の手順に手を入れたら如何?(* ̄艸 ̄)
 はっきり言って、ドラマの方が遥かにおススメ。あ、栗山さん好き・・・けど、映画では余り良い所なかったから、+点はあげられないな。
 
☆☆☆★(3.5)