かなしいこと2 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


今回の記事は、チト長いです<(__)>



2011/6/17 19:58(JCASTニュース)

ニッポン放送「発言は岡村さんの遊びというかシャレ」
   岡村隆史さんは、AKBファンが、総選挙でひいきのメンバーを1位にさせるために、CDに200万円とか500万円とかを注ぎ込んでいると指摘。そして、それなのに握手だけで収まるのは不思議だとして、こう言ったのだ。
「そんなら、(メンバー)本人に渡して、Bでもさしてもろうたらええのにね」
   さらに、多額を注ぎ込んだファンについて、「5回ぐらいは、(メンバーが)揉ましてくれるんとちゃうかな」とまでフォローした。



↑にあるように、99の岡村さんがラジオで発言したらしいです。

ぼくは、大学に入るまで10年以上に渡って『99のオールナイトニッポン』の

ヘビーリスナーでしたから、この発言はなおさら悲しかったですね。


たしかに、アンチAKBって人は多いし、

ぼくも、その商売っ気の強さには疑問を感じるところもあるのですが、

別に誰も無理やり「ファンになれ」なんて言っていないし、

総選挙だって誰かに強制されて投票しているわけじゃない。

キライだったら、単に見なければ良いだけの話なのにね。

(そりゃ社会現象だから目にせずにはいられないだろうけど)


この前の総選挙、1位になった前田(敦子)さんが檀上で言った

もちろん、私のことがキライな方もいると思います(中略)

 私のことはキライでも、AKBのことはキライにならないで下さい。」

このセリフ、ぼくも思わず泣きそうになってしまいました←涙腺ゆるい(笑)


あのね・・・まだ10代の女の子に、ここまで言わせるってことが、

一体、どういうことなのか、大人たちは、いま一度、良く考えて欲しいのです。


AKBには、まだ10代前半の子だっている。

そういう子だって、ネットを見れば、

自分たちがどういう風に言われてるかを知るでしょう。

そういうこと、もう少し考えてくれないだろうかと思います。


それにも輪をかけて、岡村さんの今回の発言はヒドイです。

下半身から物事を把握して、それで何かを言い得たような気になる人、

そういう人って(岡村さんに限らず)割りと多いと思います。

でも、それで何かを言い得たような気になるのって、

なにか、かなしくないだろうか?

確かに、物事には、そういう側面だってあるでしょう。

僕はそれを否定しようとは思わないけれど、

人の、そして男女の(関係の)側面って、たったそれだけのことなのだろうか?


AKBでも、※たとえば(卒業した)中西さんがAVに行っちゃったり、

これまでだって、色んなことがありました。

「100人いれば100通りの夢の叶え方がある」

ぼくが、たかみな(高橋みなみ)さんをスゴイって思うのは、

そういうことさえも含めて、(もちろん、悩んだこともあるだろうけれど)

個々の選択を、そして個人を尊重しているように見えることなのです。



人は、誰かの、そして何かの、(性のように)隠されている側面を見ると、

何か、その部分(だけ)が真実であるかのように思ってしまいがちです。

だけれど、しかし実際のところ、それは全くの見当外れだと思うのです。

人には、物事には、それぞれ色んなアスペクトがあって、

それら全てが、その全てでもって、ひとつの真実(それ自身)を構成しています。


ぼくは・・・

たとえば生誕祭で見せた市川(美織)さんの夢を見るまっすぐな瞳や、

『ずっとずっと』の時の、松原(夏海)さんの、あの手の動きや、笑顔や、

世界一高い200mバンジーを飛んだあとに見せた、

そして、総選挙で(19位に入って)崩れ落ちそうになりながら見せた、

横山(由依)さんの、あの涙・・・


そんなものをぼくは、いつだって信じているし、

ぼくが信じられることと言えば、ホントにたったそれだけのことなんです。


そして、ぼくは、そういう瞬間を美だと思っているし、

それだけのために幾ら払う人が居たって、それを不思議には思いません。

現にぼく自身、LIVEをオンデマンドで見るために月5千円払ってますし(* ̄艸 ̄)


ぼくらは資本主義の世界で生を受けました。

世の中には100億持っていたって使い道が分からない人もいます。

美術品に100億払うのだって、アイドルのCDに500万払うのだって、

そのこと自体に何か(本質的な)違いがあるわけじゃありません。

要は、その人自身が持っている価値観の問題なんです。

(=他人がとやかく言うことじゃない)


岡村さんが言っていることって、それは、単に自分の価値観

(つまり、女性にお金を払ったら身体的/性的な見返りがなければならない)

を人に押し付けているだけなんだと、ぼくはそう思います。


そして、その価値観を押し付けようとしている相手は、

まだ10代前半から20代前半の多感な女の子なんです。


もちろん(そういうのも笑いにしてしまえるような)

したたかな女の子だっているでしょう。

そして、芸能界で生き延びていくのは、そういう人なのかも知れない。

でもね、AKBってのは(現在)150人以上もいて、

ホントに傷付きやすい子だって、沢山いる筈なのです。

そのことに、少しでも気付いてほしいのです。


傷つきやすく、他の人の感情を理解してあげられるような、心の優しい子が、

まさにそのことによって表舞台から消えていくのは、ぼくはもうゴメンなのです。


岡村さんは、他にも、こういう発言をされたらしいのですが↓



2011/6/13 20:21(JCASTニュース)
「AKBの舞台はエッチな店の様子連想させる」 岡村隆史ラジオで爆弾発言



たしかに、性ってのは身体性と切り離せないので、

身体芸術であるダンスは、そもそも性的な側面とは切り離せませんし、

AKBの舞台演出にだって、そういう側面が0だとは、ぼくは言いません。


しかし、そのことによって、人を、何よりも1人の人間として認めてあげるという、

そんな当たり前のことも出来なくなるんじゃ、世の中、悲しすぎます。


かなしいことは、いつでも世界に転がっている。

岡村さん、ぼくはかなしいよ。