-夢日記-
夢を見た。
電車は動き続ける。
夢の中でまた夢を見る。
誰かが呼ぶ声がして、
夢の中で目が覚める。
周囲はいつのまにか学校で、
そこに居たのは・・・
「△△さん?」
「はい、△△です。」
たった一言だけど・・・
なんだろう・・・すべて見抜かれているような、
すべて理解しているような、そんな感じがした。
ぼくが○○さんに恋をしたってことも、
そして、フラれたってことも。
ぼくの年のことも、この四年間の想いも、
みんなと仲間になりたかったってことも、
何もかも。
目が覚めて・・・
なんだか、妙に△△さんに会いたくなった。
その瞬間、ぼくの「望み」が分かった。
ぼくは、誰かに、たった1人で良いから、
2つに引き裂かれたベクトルを、
そのアンビバレンスな想いを、
誰かに「理解」してもらいたいんだ。
「ぼくのこと、嫌いになってくれて構わない。
それでも、ぼくは、みんなのこと大好きで、
同じ教室に居られるだけで幸せだったんだ。
それ以上、何ひとつ求めはしないよ。」
たった、それだけのことを分かってもらうために、
10万もの言葉を費やそうとする。
なんで、微笑んでふつうにアイサツできないんだろう。
みんなのこと、大好きなのに。
せっかく、クラスメイトになれたのに。
もう、最後の年なのに。
いつか、桜が咲いていた。
今も、その面影を求めてる。
みんな旅立とうとしているのに、
いつまでも子どものままだね。
ぼくは・・・