コーヒーにいれたミルクが半円を描く
かき混ぜたスプーンがカタリと音を立て
動きを止めた静けさが雑踏をつらぬいた
なぜだか、妙に冬が恋しい
Four-Dimensional
いつか桜が咲いていた
桜が散って、春は去って
そんな、何処にでもあるようなstory
気が付けば、君を見失っていた
ねえ、
もう少しで空を飛べそうなんだ
Estetica
街の片隅にスズランが咲いているね
半分の季節
半年だけのreal
あの春、あの秋
教室に射しこんでいた光
街のあらゆる片隅で
その面影を見出すんだ
ねえ?
ぼくらみな、ほんとに同じ教室に居たんだよね
あの時、空を流れていた雲
あれは、どこへ消えただろう
だって、
何もかも、つい昨日のことだった
ねえ、
もう少しだけ歌っていてよ
静けさがぼくを焦がすんだ
いつもと変わらず、ただひとり歩く
構内はモノクロームのフィルム
4c
疎らに色が咲いている