ハート・ロッカー(4.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『ハート・ロッカー』
THE HURT LOCKER
 
2008年アメリカ、131分
 
キャスリン・ビグロー 監督
 
ジェレミー・レナー 主演
 
概要
 イラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描き、2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感あふれる爆発物処理の現場をリアルに映し出す。監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー。レイフ・ファインズやガイ・ピアースらが脇を固める中、『28週後…』のジェレミー・レナーが任務に命を懸ける主人公を熱演。迫力ある戦場の描写と、兵士の勇気の裏にひそむ心理の繊細な描写に驚がくさせられる。(Yahoo!映画)
 
感想
 「悪い」アメリカ兵は出て来ない。イラク人の立場から物を見てもいない。等身大の戦場。イラク戦争開始から5年以上経ってこういう映画を送り出してくる。この映画はかなり挑戦的だ。色んな意見があるだろうけど、ぼくは、かなり(意図的に)シニカルな映画だと思う。
 
 知らず知らずのうちに、ぼくらは「残虐非道なアメリカ兵」を描いた映画が真実を射抜いていると思い、「人助けをするアメリカ兵」を描いた映画は戦争を美化していると思っていないだろうか。この映画は、そういう物の見方を脱構築する。
 
 本当に中立な映画なんて作れるわけがない。あるのは「それらしい」映画だけ。たったひとつの映画ですべてのアスペクトを表そうという傲慢さ。求められているのは等身大の映画。なんとなく、そういうことを考えさせられた。前から言っているように、ぼくは、映画には色んな切り口、アスペクトがあって良いと思っている。う~む・・・映画の感想になってなかったな・・・
 
☆☆☆☆(4.0)