「椿、咲く」 茅ヶ崎市美術館 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


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公立の零細美術館って、やっていくのはなかなか大変だと思う。

そもそも、作品を収集するにしても、企画展を考えるにしても、

予算も限られているし、人的余裕も少ない。

まあ、我が町は零細ってほど小さい町でもない筈なんだけど、

(所蔵品展の場合は大学生100円という安さにも関わらず)

いつ行っても、ほとんど人が入ってない。


こういう美術館が注目を集めるようになるためには、

限られた予算の中で、よほど優れた企画を立てるか、

未だ無名の作家の作品を集中的に収集して、

その作家がブレイクするのを待つしかないのかも知れない。


じつのところ、我が町の美術館は川瀬巴水土屋光逸など、

いわゆる「新版画」の作家の版画作品を(寄贈されて)持っていて、

(年に数回ある)所蔵品展では毎回違う作品が(一枚づつ程度)展示される。


そもそも、版画自体が(絵画に比べれば)高いものではないし、

その上、新版画は伝統的な浮世絵よりもお手頃で収集もしやすい。

だから、どうだろう・・・

川瀬巴水や土屋光逸の版画を集中的に収集して、

展示の目玉にしたらいかが?←実は自分が見たいだけ(* ̄艸 ̄)



さて、今回の展覧会・・・

ある保険会社が蒐集した作品群ということで、

(正直)「さもありなん」って雰囲気もあります。

尾形光琳や尾形乾山など耳目を集めそうな大家も出展されていますが、

やはり(↑のポスターを見ても分かるように)そう大した作品はありません。

むしろ、前田青邨村上華岳など近現代の作家の方が良かったですね。

なにより良かったのは、図録が500円だったこと(* ̄艸 ̄)

村上華岳
≪椿花図≫
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1927-28(昭和2-3)年頃