心に欠けた場所がある時。
心はそれを埋めようとするだろう。
しかし、やがて気づくのだ。
それは、同じ形以外のものには埋めようがないのだと。
出来ることは、ただ、痛みに慣れてしまうことだけなのだ。
若い頃(そう、僕にも若い頃があったのだ)
恋なんてしなくたって、へっちゃらだった。
それは、僕にとって最も暖かい日々、金色の季節だった。
やがて、暖かさに満ちた金色の日々は終わりを告げる。
・・・
大学に入った時、恋なんてしないんだと心に決めていた。
それは、心の欠落を埋められる筈もないと感じていたからか、
それとも、僕には恋なんてする資格はないと思っていたからか・・・
いずれにせよ、その「決意」は教室に入って数秒で破られた。
黒い黒い服、白い白い肌。
あの人を、いま、何に例えようか・・・
今となっては、どんな言葉も浮かんでこないな・・・
・・・
失恋を新たな恋によって埋めようとする。
それは自然な心の働きかも知れない。
嵐の中、雲の切れ目には数多の星々が輝いていた。
しかし、それらはホントの恋じゃないんだと感じていた。
そもそも、僕には恋をする資格なんてないのだから。
そして、少し時間が流れた・・・
・・・
ようやく嵐が収まり、穏やかな海の上、
心は自然とひとつの対象に向かっていた。
夜空をあまねく照らす女神アルテミスの娘、
柔らかな陽射しの中、静かに光放つ月の精(かぐや)。
僕にはふさわしくないことくらい最初から分かっていた。
・・・
繰り返される輪舞曲の中。
そもそも、心は何を求めていたのか。
それすらも、やがて見失ってしまう。
・・・
僕は、いま再び、輪を離れ、
少し立ち止まってみる必要があるのかも知れない。
でも、正直に言って少し怖い気もするのだ。
以前 立ち止まった時には、再び歩き出すまでに十年以上かかった。
最近、ノヴァーリスの「青い花」を読み返している。
僕はもう少し刹那的かも知れないと、ふと思う。
※月に手が届くだなんて、 なんで、そんなバカな夢を見たんだろうね・・・
最近、こういう感じの記事ばかりで申し訳ない<(__)>
ご覧の通り、今は心がザワザワしている(みっともない)状態ですが、
(まあ、格別、これといって理由はないんだけどね・・・)
まあ、しばらくしたら段々と落ち着いてくるでしょう←意外と冷静(*´艸`)