『パイレーツ・ロック』
The Boat That Rocked
The Boat That Rocked
2009年イギリス/ドイツ、135分
リチャード・カーティス 監督
フィリップ・シーモア・ホフマン 主演
概要
1966年のイギリスを舞台に、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と、ロックを規制しようとする政府の攻防を描いた痛快ストーリー。監督は『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス。『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、『ハンニバル・ライジング』のリス・エヴァンスらが海賊ラジオ局のクセ者DJにふんしている。ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・キンクスなど、劇中に流れる1960年代ロックの名曲の数々にも注目。(Yahoo!映画)
感想
抑圧する保守層(オトナ達)、自由を欲する若者たち。あるいは<理性/モラル>対<感性/下半身>と言い換えても良い。この映画は(ある程度意図的に)保守層を悪玉とする勧善懲悪的な構図で描かれている。正直、その手のエディプス・コンプレックス的な考え方にはウンザリしているところも(僕には)ある。まあ、僕自身もロックを聴いて育ったくちだし、そういう傾向が無いわけじゃないけど(親の聴く音楽、たとえばオペラやシャンソンなどを聴きたいとは死んでも思わないし)。
ただ、(ロックも結局はクラシック化するわけだし、)問題をその辺りに収斂させてしまうと、映画自体がチープに見えてしまう。この映画は、その辺りのバランスは微妙なんだけど、まあ、でも(映像/音楽のセンスは良いし、キャスティングも◎で)良く出来ている映画ではあるなあ・・・←意外とお気に入り(*´艸`)
☆☆☆☆(4.0)
※・・・邦題のセンスは最悪だけどね・・・(笑)