Bernardino Luini(?)
(c.1460-1532)
≪Mary with Child≫
c.1510
(c.1460-1532)
≪Mary with Child≫
c.1510

Kunsthistorisches Museum, Vienna
ベルナルディーノ・ルイーニ。
レオナルド(ダ・ヴィンチ)と同時代を生き、共に仕事をし、
その画業の追従者として知られている人物だそうですが、
たしかに、この素晴らしい聖母子像からも、
人物の造形や配置などにその影響が顕著に伺えます。
一方で、暗闇の中から浮かび上がる聖母子の肌の白さ、
その明暗の対比は、のちのバロック絵画をも彷彿とさせます。
作家名の横に(?)が記されていることからも分かるように、
未だに作家の帰属が正確には明らかになっていない作品ですし、
広大な美術館の中、数多にある素晴らしい作品の中にあっては、
この小さな聖母子像を気に留める人は少ないように感じましたが、
少なくとも僕にとっては、非常に素晴らしい作品だと思えました。
「レオナルド本人が描いたんだ」とは(もちろん)言いませんが、
ネットでベルナルディーノ・ルイーニの画業を概観してみた結果、
僕もまた、この絵がホントに彼に帰属するのか疑わしいように思いますね。
そう思うほど、(彼の作品の中でも、この絵が)図抜けて良いように感じます。
↓拡大図(あまり意味ないかな-笑)
