『ブラックブック』
ZWARTBOEK/BLACK BOOK
ZWARTBOEK/BLACK BOOK
2006年オランダ/ドイツ/イギリス/ベルギー、144分
ポール・ヴァーホーヴェン 監督
カリス・ファン・ハウテン 主演
概要
第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダで、家族をナチスに殺された若く美しいユダヤ人歌手の復しゅうを描いたサスペンスドラマ。鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督が23年ぶりに故国オランダに戻り、過酷な運命に翻弄されながらも戦火の中で生き抜く女性の壮絶なドラマを撮り上げた。復しゅうと愛に揺れ動くヒロインには、オランダの新星カリス・ファン・ハウテン。オランダ映画史上最高の製作費をかけた壮大なスケールの映像は必見。(Yahoo!映画)
感想
そこまで人物を深く掘り下げているようには思わないので、心が震えるような映画ではないが、(歴史を客観的に捉えようとしていることで)見ている内に、自分の足元がグラつくのを感じる。そういう(歴史上の視点を一点からだけではなく描くという)点では考えられていると思う。なんだろう・・・(映画の出来が悪いという意味ではなく)やりきれない気分にさせられる。
そこまで人物を深く掘り下げているようには思わないので、心が震えるような映画ではないが、(歴史を客観的に捉えようとしていることで)見ている内に、自分の足元がグラつくのを感じる。そういう(歴史上の視点を一点からだけではなく描くという)点では考えられていると思う。なんだろう・・・(映画の出来が悪いという意味ではなく)やりきれない気分にさせられる。
完成度という点では、サスペンスを重視する余り、人物の性格設定にやや難が生じてしまい、それによって辻褄が合わないように感じるところがあったりして、娯楽的な要素に(全体の完成度が)足を引っ張られた気がする。それでも、一筋縄ではいかない展開や、力強い演出など、2時間半という長さを感じさせない秀作。
☆☆☆☆