『借りぐらしのアリエッティ』
2010年日本、94分
米林宏昌 監督
志田未来 主演
概要
メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。-Yahoo!映画-
感想
とにかく、絵作りと音楽の使い方が非常に素晴らしい。これだけでも見る価値はある。1時間くらいはじんわりと心に染みるような印象の展開。僕はこの映画は(この序盤のように)ずっと平板なままでも良かったと思う。「クライマックス」という映画的な要素をカットする勇気を持てていれば(一編の詩のような)珠玉の作品になっていた(気がする)。
とにかく、絵作りと音楽の使い方が非常に素晴らしい。これだけでも見る価値はある。1時間くらいはじんわりと心に染みるような印象の展開。僕はこの映画は(この序盤のように)ずっと平板なままでも良かったと思う。「クライマックス」という映画的な要素をカットする勇気を持てていれば(一編の詩のような)珠玉の作品になっていた(気がする)。
とてもセンスのある監督だと思うが、人物(or動物)の仕草や表情、声の演技も含め、演出面では(やや)ぎこちなさを感じる。これは演出が下手であるためというよりも、未熟(経験不足)であるためのように感じられた。
少なくとも娯楽映画ではないし、映画らしさを期待して見に行くと肩透かしを食うような作品だが、僕がDVDを買ったらクライマックスの15分くらいをカットして何十回と見続けるであろう。それだけの魅力が(この映画の)絵と音楽にはある。←すでに買う気(笑)
☆☆☆☆(4.0)