ブラジル 1-2 オランダ
ちょっと信じられないというのが実感ですね。
なぜ、最強ブラジルが敗退してしまったのでしょうか。
オランダ勝利のきっかけとなった同点ゴールは事故のようなものでしたが、
試合が終わってから振り返ってみると、いくつかの伏線はありました。
前半は素晴らしいプレーでオランダを圧倒し先制したブラジルですが、
前半の内に2点目を取れなかったこと。これが第一の伏線です。
次に、ブラジルがレフェリングに対して非常にナーバスになっていたこと。
西村主審の笛はやや神経質だったような気もしますが、
プレーに集中していたように見えるオランダの各選手に比べて、
ブラジルは、ロビーニョやバストス、ドゥンガ監督までもがイライラしていた。
これは、オランダ戦ということで、ネジを巻き過ぎた結果かも知れません。
また、ロッベンを警戒するあまり、バストスが激しくロッベンに当たっていき、
前半の内に警告を貰ってしまった。これもネジを巻き過ぎた結果でしょう。
そして、主審を信用していないドゥンガはバストスを交代させてしまうのです。
バストスの代わりに出てきたジウベルトは34歳。
世界最強クラスのウイングを止めるのは荷が重かったようです。
後半に入って、オランダは縦横に広く選手を構え、一対一を仕掛けて来ます。
攻撃的なマイコンと役に立たないジウベウトを抱えたブラジルの両サイドは
カイトとロッベンの圧力の前に崩壊していきました。そして、同点、逆転。
さらには、フェリペ・メロが愚かなプレーで退場。反撃の芽を失います。
また、負けているにも関わらず、ブラジルは2人しか選手を交代できませんでした。
流れを変えられるような選手がベンチに居なかったからです。
これは明らかにドゥンガ監督の選手選考のミスでしょう。
なにはともあれ、こうしてブラジルは敗れていきました。
今大会、ブラジルの超速カウンターは素晴らしいものだっただけに、
この敗退は僕にとっても非常に残念なものとなりました。
僕的MOM:カイト(オランダ7)
後半、特に相手が一人少なくなってからのプレーぶりは圧巻でした。
圧倒的な運動量、屈強なフィジカルでボールを引き出していき、
ただでさえ一人少ないブラジルの選手を著しく消耗させました。
ウルグアイ 1-1 ガーナ
前半は個人技を織り交ぜながらも一進一退の展開。
と、思いきやムンタリが突如として放ったミドルシュートがゴールイン。
一方のウルグアイもフォルランの素晴らしいFKで同点に追いつきます。
試合は延長へ。
クライマックスはゲーム終盤も終盤、120分過ぎに訪れました。
ゴール前の混戦からガーナの選手が放ったヘディングがゴールへ。
既にGKは飛び出しており、ウルグアイの命運は尽きたように思えました。
ここで、なんとウルグアイのFWスアレスが手を使ってシュートをセーブ。
当然、スアレスは退場。そしてガーナにPKが与えられます。
スアレスは真っ青な顔をしてピッチから去って行きました。
しかし、ドラマはまだ終わっていませんでした。
あろうことか、ギャンがPKを外してしまいます。
試合はPK戦へ。
PKを得意とする南米のチーム。
ウルグアイがPK戦をものにして、2時間以上に渡る死闘を制しました。
試合が終わったあと、泣きながら崩れ落ちるギャン。
そして、結果的にチームを救ったスアレスの歓喜。
勝負は冷酷です。
アフリカの星ガーナが大会を去ります。
僕的MOM:フォルラン(ウルグアイ10)
同点となったFKは素晴らしいものでした。
今大会の主役の一人となっています。