グループF イタリア 1-2 スロヴァキア
イタリアはボロボロでした。
簡単に裏を取られるディフェンス。
繋がらないパス。
スロヴァキアに2点を先制されてしまいます。
しかし、ここからイタリアも意地を見せます。
素晴らしいパスワークからディ・ナターレがゴール。 1点差。
同点に追いつけば、決勝トーナメント進出の可能性が高いイタリア。
俄然、勢いに乗ります。
直後に同点ゴールが生まれたように思えたのですが、これはオフサイドの判定。
逆に、スロヴァキアの頭脳的なスローインから、失点を喫してしまいます。
万事休すかと思われた矢先、
カッリャレッラがループ気味のシュートでファインゴール。
またまた一点差に詰め寄ります。
ここから、スロヴァキアはあからさまな時間稼ぎを始めます。
イタリアは積極的にゴールを狙っていったのですが、あえなく時間切れ。
終盤の息詰まる攻防をスロヴァキアが制しました。
僕は悲しいです。
イタリアという国を、僕はずっと応援してきました。
R・バッジオ。僕の最初のアイドルでした。
A・デル・ピエロ。僕の最大のアイドルです。
長い時間、アズーリを見てきましたが、
確かに、上手くいかない時や、惨敗に終わった大会もあります。
しかし、こんなにボロボロな彼らを見るのは初めてです。
今大会の敗因ははっきりしていると思います。
人材不足。
それはとてもとても深刻な問題です。
時間が掛かるかも知れない。
そして、時間を掛けなければ解決しない問題です。
身内で足を引っ張り合っている場合ではないのです。
まずは才能あるイタリア人選手を育てましょう。
すべては、そこからです。
僕的MOM:ハムシク(スロヴァキア17)
この試合に出場した全選手のうちで、
現在、もっとも高価な値段が付くのが彼でしょう。
それだけの価値を証明してみせました。
圧倒的な運動量。精神力。ピッチに君臨していました。
グループF パラグアイ 0ー0 ニュージーランド
グループステージを優位に進めているパラグアイは余り無理をしません。
一方のニュージーランドもパラグアイを押し込むだけの力はありません。
そんなこんなで試合終了。
パラグアイ、決勝トーナメント進出。
グループE 日本 3ー1 デンマーク
大会前、日本代表は迷走を続けていました。
何をやっても、誰を使っても上手くいかない。
結局、守備重視の戦術に決めたのは大会直前に行われたスイス合宿からでした。
ここで行われたイングランド戦で、ようやく日本は光明を見出します。
その僅かな光明だけを頼りに、ここまでやって来ました。
そして、それは大きな実を結ぼうとしています。
今のチームは個々のピースがきちっとはまっています。
なにを試してもダメだったパズルの答えが、
直前になって奇跡的に上手くはまった。
たったそれだけなのですが、こういう大会では、それが非常に重要でもあります。
上手くいかなくて上手くいかなくて、試して試し続けて、
ようやく、大会直前に奇跡的に見つけ出したパズルの答え。
上手くいかなかったことが、ここにきて、逆に良い方に作用している。
サッカーでは、しばしば、こういうことが起こる。そんな気がします。
立ち上がり、前節までとは少し選手の配置を変えてきた日本。
サイドにスペースを作ってしまい、ピンチを招きます。
自らの非を悟った選手たちは、前半15分前後に修正します。
その後、日本の守備は安定しました。
日本は、あの戦術でしか活路を見いだせません。
愚直なまでに守備戦術に固執するその姿は、
何となくEURO2004のギリシャを連想させます。
守って守って。しかし、それだけでは勝てません。
そこにいたのが、本田圭佑という選手でした。
本田圭佑。
「なんという選手だ!」
この一言に尽きますね。
この大舞台、あの状況下での、あのFK。
信じられないような瞬間が訪れました。
あの軌道を僕は忘れないでしょう。
日本、2大会ぶりに決勝トーナメント進出。
僕的MOM:本田圭佑(日本18)
ここは迷うことなく本田です。
後半、一点差に詰め寄られた辺りでは、疲労の色が濃いように見えましたが、
その後、きっちりと仕事をして、3点目のアシストも決めてくれました。
グループE オランダ 2ー1 カメルーン
カメルーンのチグハグさは、結局、最後まで修正されませんでした。
PKで一度は同点に追いついたものの、
大会初出場のロッベンに最後はやられました。(決めたのはフンテラール)