W杯8日目(雑感) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 

グループD ドイツ 0-1 セルビア

 クローゼの退場により、ドイツのプランは大幅に狂います。
 
 若い選手が多いドイツ。これで動揺したのか、直後に失点。
 
 
 しかし、ここから彼らは反撃を開始します。
 
 運動量を上げ、縦横に飛び回る選手たち。
 
 先制したこともあり、セルビアは守勢に回り、
 
 ドイツが1人少ないことを忘れさせるような展開でした。
 
 
 試合を通じて、両チームともに決定的な場面を作りましたが、

 特筆すべきは、やはりドイツに与えられたPKの場面でしょう。

 セルビアのヴィディッチが謎のハンドを犯し、ドイツにPKが与えられます。
 
 ここでキッカーに指名されたのは、
 
 それまで試合中に2度決定機を外していたポドルスキーでした。

 彼の蹴ったPKはGKの見事なセーブによって弾かれます。
 
 
 このPK失敗の後、ポドルスキーは青い顔をしていたのですが、
 
 ドイツのレーヴ監督は、動揺しているポドルスキーではなく、
 
 大活躍をしていたエジルの方を、なぜかベンチに下げてしまいます。
 
 ドイツの命運が尽きたのは、まさにこの交代によってでした。
 
 
 攻撃のキーマンを失ったドイツは、瞬く間に機能性を消失。
 
 運で決まる要素が強いPKを失敗したポドルスキーを交代させて、
 
 自信喪失させたくなかったという指揮官の恩情が仇となった試合でした。
 
 (とは言え、長期的な視点から考えれば、

 正しい采配だったと言えるのかも知れません)
 
 
 僕的MOM:スタンコビッチ(セルビア10)
 
 的確な中距離パスを前線に供給し続けました。
 
 また、時には潰し役に徹し、ドイツの中盤から自由を奪いました。
 
 主将としてチームを鼓舞し続ける姿も印象的でした。
 
 

グループC スロヴェニア 2-2 アメリカ

 この試合の序盤、何が起こったのでしょうか。
 
 ミドルシュートであっというまに先制されてしまったアメリカ。
 
 試合内容が悪かった訳では決してありません。
 
 しかし、ラインの乱れを突かれ、2失点目まで喫していまいます。
 
 (このゴールはオフサイドだったかも知れません。)

 
 前線を高い位置に保つスロヴェニアの守備スタイルは、
 
 前半には功を奏していましたが、後半には裏目に出ます。
 
 
 後半から前線に枚数を増やして攻勢に出たアメリカに対して、

 スロヴェニアのディフェンス・ラインはジリジリと下がっていき、

 ディフェンス・ラインと前線の間にギャップが出来てしまいました。
 
 
 アメリカは、そのギャップをついて、立て続けに2点を奪います。
 
 さらに3点目も奪ったように見えたのですが、
 
 これは不可解な判定で取り消され幻のゴールとなりました。
 
 スロヴェニアの2点目も微妙な判定だっただけに、
 
 アメリカにとっては納得のいかない結果と言えそうです。
 
 
 僕的MOM:アメリカ(ドノヴァン10)
 
 二列目からの飛び出しで、決定的なチャンスを幾度も作りました。
 
 また、反撃の烽火となった1点目は素晴らしいゴールでした。
 

 

グループC イングランド 0-0 アルジェリア

 イングランドは終始優勢に試合を進めましたが、
 
 相手を圧倒するという程ではありませんでした。
 
 
 ゴール前でのアイデアが足りないイングランドは、
 
 ついに決定的なチャンスを掴むことが出来ません。
 
 0-0のまま試合終了。痛い引き分けです。

 
 ルーニーの不調も気になりましたが、
 
 フランス、イタリアなどの不甲斐ない戦いぶりから考えても、
 
 ゴール前でのアイデアが足りないチームは苦しんでいるようです。
 

 僕的MOM:ジアニ(アルジェリア15)
 
 ジアニはイングランドに脅威を与え続けました。そのことにより、
 
 イングランドはアルジェリアを押し込むことが出来ませんでした。
 
  
 
本日の予想
 
20:30~グループE オランダ vs 日本
 報道などの情報を総合すると、
 
 日本は若干のシステム変更があるかも知れません。
 
 「勝っているチームは変えるな」という金言がブラジルにありますが、
 
 このシステム変更が功を奏すかどうかは微妙です。
 

 カメルーンとオランダは違います。当たり前ですが。
 
 しかし、戦い方を変えて失敗した韓国の例もありますし、
 
 あまり難しいことはやらない方が良いと僕は思います。
 

 デンマーク戦では調子が悪いように見えましたが、
 
 オランダの攻撃陣の潜在能力は凄まじいものがあります。
 
 また、日本戦ではロッベンが復帰してくるようですし、
 
 失点を0で抑えるというのは、かなり厳しいのではないでしょうか。

 
 となると、攻撃が鍵を握ってくるわけですが、
 
 この前のカメルーンのように、日本攻撃陣を
 
 自由にプレーさせてくれるとは、とても思えません。
 
 どこかの時点で、中村俊輔の力を借りる必要があるでしょう。
 
 もっとも、彼が機能するかどうかは、見てみないと分かりません。

 
 この試合、勝つだろうとか、負けるだろうとかは、敢えて考えません。
 
 とにかく、90分、やるしかありません。
 

 注目選手:中村俊輔(日本10)
 
 日本が誇る稀代のファンタジスタ。
 
 不調の影響と、戦術上の問題でレギュラーを外されていますが、
 
 先述したように、彼の力が必要な局面が必ず訪れる筈です。
 
 玉扱いの技術、FKの精度は、世界でも指折りの選手です。
 

 
23:00~グループD ガーナ vs オーストラリア
 初戦、ドイツ相手に惨敗を喫したオーストラリア。
 
 キー・プレーヤーのケーヒルも出場停止ですし、
 
 この試合も非常に厳しい戦いを強いられるでしょう。
 

 一方のガーナは幸運にも助けられましたが、
 
 強豪セルビアとの死闘を制し、勝ち点3を手に入れました。
 
 勢いに乗るガーナが、この試合も優位に進めるでしょう。
 
 
 注目選手:ギャン(ガーナ3)
 
 なぜか背番号3をつけるアフリカでもトップクラスのフォワード。
 
 スピードと強さを兼ね備え、迫力ある突破を見せてくれます。
 
 
 
27:30~グループE カメルーン vs デンマーク
 初戦で見たように、カメルーンはチームになっていません。
 
 チーム力の点ではデンマークに(はるかに)分があると思います。
 
 また、試合が涼しい時間帯に行われることも、デンマークに有利に働くでしょう。
 

 カメルーンは個人技で何とか打開するしかありません。
 
 かなり難しいタスクであるとは思いますが。
 
 
 注目選手:ベントナー(デンマーク11)
 
 大型ながら快速を誇る若手ストライカー。
 
 頼りないところもありますが、非常にダイナミックなプレーヤーです。