
「マネとモダン・パリ展」
三菱一号館美術館の開館記念として行われています。
三菱一号館は、(やや狭いものの)洗練された建物でした。
肝心の展覧会ですが、わりと良かったです。
オルセー美術館が現在改修中なんで、
持って来られるものを取りあえず持って来たって感じですかね。
中でも、↑に掲載した展覧会ポスターの表紙になっている
≪すみれの花束をつけたベルト・モリゾ≫は素晴らしかったです。
それほど大きな絵ではないのですが、この絵が目に入った瞬間、
素晴らしさの余り吹き出してしまいそうになった程でした←謎の反応(笑)
白と黒のシンプルな対比が、非常に高い効果を生んでいます。
鑑賞者の視線はモリゾの表情に収斂されていき、
意志の強さが感じられる その表情は心を捉えて離しません。
マネ以外ではヨンキントやドガも良かったのですが、
ジャン・ペローの描く絵も面白いと思いました。
(図版はありません、あしからず)
彼の描く人物は非常に平面的なのですが、
周囲の空間には奥行きが感じられます。
そのことによって、三次元空間の中に、
切り紙の人物が貼り付けられているような印象を受けます。
CG背景の中にセル画の人物が居るようなイメージですかね。

「マネとモダン・パリ展」は7/25まで開催しています。