フランク・ブラングィン展 at 西洋美術館 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
フランク・ブラングィン
《若者の功名心》1917年、リトグラフ
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国立西洋美術館で開催中のフランク・ブラングィン展。

等伯展のついでに寄ったのですが、思いのほか良い展覧会でした。


フランク・ブラングィンは松方幸次郎氏の盟友として、

松方コレクション蒐集の指南役を努めた方だそうです。

(松方コレクションは国立西洋美術館所蔵品の母体となったものです。)


松方が設立を構想し、ブランクィンが設計を担当した共楽美術館。

世界恐慌の影響で結局実現しなかった美術館。

この展覧会で部屋の一部が再現されています。

まさに、兵どもが夢の跡 といった印象。


フランク・ブラングィン(原画)
漆原由次郎(彫り/摺り)
《ヤン・ファン・エイク広場の恋人たち》1919年、多色木版
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ある時は画家、ある時はデザイナー。

多芸多才な人であったブラングィン。

時にはミュシャのようでもあり・・・

油絵では時にやりすぎて脂派のようでもあり・・・

もっとも素晴らしかったのは、エッチングやリトグラフ。



同時開催されている所蔵水彩・素描展。

モローは上手いな・・・

近くで見ると線が、遠くで見ると色が浮かび上がってくる。

そして、お互いを拒絶することなく融け合っている。

すべてが幻想の翼に包まれて融け合っている。



フランク・ブラングィン展は5/30まで国立西洋美術館で開催しています。