ラファエロ・サンツィオ
《一角獣を抱く貴婦人》

東京都美術館で開催中の『ボルゲーゼ美術館展』に行って来ました。
表紙になっているラファエロの作品。
肩の辺りの描写に少し違和感を感じたのですが、
どうやら後世にマントなどを加筆して聖女像にしていたらしく、
20世紀に入ってから加筆されていた部分を洗い流したところ、
下から元の絵が出て来たということのようです。
それでも、な~んか・・・←首をかしげる人(笑)
ただ、そういったことを全て割り引いてもなお、
気品溢れる素晴らしい作品であることには変わりありません。
この展覧会のもう1つの目玉作品
カラヴァッジョ
《洗礼者ヨハネ》

《洗礼者ヨハネ》

カラヴァッジョは分からん・・・←問題発言
確かに素晴らしい、確かに素晴らしい・・・
けれど、この絵には何もないような気にもなります。
虚無というか・・・何だろう・・・グイド・レーニの方が好き(笑)
全体的に見れば、今ひとつの印象ですかね・・・
結局、最初の部屋で見たベルニーニが一番良かったです。
《シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の胸像》は特筆すべき作品です。
繊細な服のひだ・・・影の出方。肥満した肉体、ゴツゴツとした顔。
美しい被写体だとは思えませんが、それでもこの作品が一番美しい。
もはや大理石の硬さも柔らかさも、ここには存在していません。
なんという儚い瞬間を彼は永遠に固化したのでしょうか。
あとは、グエルチーノとアンニーバレ・カラッチ辺りが良かったです。
(ミケーレ・ディ・リドルフォ・デル・ギルランダイオも)←長い(笑)
帰りには国立西洋美術館に寄ってきました。
現在、なんとか期間(~2/14)で常設展が無料で見れます。
レーニの《ルクレティア》を見たかったのですが、
旧館の方は閉鎖されていて見れませんでした。