「触れつつ触れられる」-ジャック・デリダ
この世界は感覚の世界。
感覚によって認識できないものは存在しない。
・・・ちょっと待った。
じゃあ、自我はどうやって認識されているんだ?
手は自らに触れることは決してできない。
目は自らを見ることは決してできない。
while
手はモノに触れた瞬間にモノに触れられる。
目は光に触れた瞬間に光に触れられる。
触れつつ触れられる。
自我もこのようなものではないだろうか。
自我が自我自身に触れるのではない。
自我は世界に触れつつ世界に触れられる。
触れつつ触れられる。
この世界による共時性の応答が、
自我を自我自身に認識させている。
・・・かもね。