7:00開演。コルレリ、クリスマス交響曲
幾つもの弦が奏でる旋律。
美しさって何だろう・・・フットライトを眺める。
1人で生きていける。そんな感覚。
7:21。ヴィヴァルディ、四季「冬」
ソリストの出だしが少しおかしい。
病気の指揮者の代わりを務めたコンサートマスター。
仲間たちのサポートで旋律が乗り出す。素晴らしい。
天井にペアで並んでいるライトが2つほど消えている。
7:30。バッハ、G線上のアリア
余りにも良く知っている曲。
思い出すことが何もないような感覚。
ペアで並んでいるライトは均一な明るさではない。
真上のライトが最も眩しく感じる。
バッハ、ブランデンブルク協奏曲 第3番
1stヴァイオリンの3rd奏者が素晴らしい気がする。
ステージ上の世界。視界が遠ざかる。
眼前の空間に白いハンカチが舞う幻覚。
人生最後の日々。そんな錯覚を覚える。
8:05。ドヴォルザーク、弦楽セレナード。
喩えようもなく退屈。
何故、この曲をクライマックスにもってきたのだろう。
ステージ上で、弦同士が対話する。
8:41。2度目のアンコール。
目は1stヴァイオリン3rd奏者に釘付け。
1つ1つの動作に華がある。それでいて説得力がある。
本当に体の一部のようにヴァイオリンを扱うんだね。
8:43。最後のアンコール。
時間的にも、空間的にも、何かを切り離して、
それだけ記述することなど出来るだろうか。
全てはコンテクストに従って記述されなければならない。
ソシュール、フーコー、デリダ。
まだまだ学ばなければいけない筈のものは多い。
8:45。終幕。