家に帰ると、家の周りに人だかりが出来ている。
人混みを掻き分けて何とか家の中に入る。
玄関には取材陣が殺到している。
・・・なんだろう?
『蘇り』
あの子が蘇った・・・?
取材陣の一員として、何故か松井珠理奈さん。
殺到する取材陣に押されて松井さんは手を挫いてしまった。
リビングに入ると、実感が湧く。
あの子がいる・・・
良い子だね・・・良い子だね・・・
何故かあの子は、蘇ったことで
自分が完璧な存在になったと感じているようだった。
僕は優しく諭す。
「誰でもみんな寿命があるんだよ・・・」
あの子は、不思議そうな顔をして、
鳥人間コンテスト2001、2004の映像を見ている。
そうだ・・・あの頃は、まだ一緒に居たんだ・・・
それにしても、玄関が騒がしい。
弟にケータイで彼らを撮るように言う。
「壊れていて使えない」
怪我をした松井さんが部屋で手当てをしている。
「松井さん、ケータイを持っていますか?
あなたが、どんな風に見えたか・・・
自分の目で確かめて下さい」
松井さん、元気よく返事。
「はいっ!」
さあ・・・玄関に向かおう・・・
あの子をしっかり抱っこしながら、玄関へと向かう。
「今度こそ、守ってみせる」
ドアが開く・・・眩しい光・・・
―夢日記―