天使と悪魔 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『天使と悪魔』

ANGELS & DEMONS

2009年アメリカ、138分

ロン・ハワード監督

トム・ハンクス主演

 ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の大ヒット作、『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる歴史犯罪ミステリー。イタリアのローマで400年の時を超えてよみがえった秘密結社・イルミナティによるバチカンへの復讐(ふくしゅう)を阻止するべく、ガリレオの暗号コードに挑む宗教象徴学者・ラングドンの活躍を描く。ヒロインには『ミュンヘン』のイスラエル人女優アイェレット・ゾラーを抜てき。ほかにユアン・マクレガーやステラン・スカルスガルドなど、国際色豊かな実力派俳優たちが脇を固める。原作の張り詰めた緊迫感を、より臨場感たっぷりの映像で見せてくれることに期待したい。-Yahoo!映画-

感想
 原作と比べると人間関係やプロットを単純化していて、いくつかの対比の構図が弱まるか或いは全く消えてしまっていた。特に、CERNの描き方を安上がりにしてしまったことで、科学と宗教の対比という構図が、ほぼ台無しになってしまったように思う。科学の美しさを描けなかったことで、原作の持つ神秘的なヴェールが剥がされてしまったように感じた。

 しかし、ローマ市内を縦横に駆け巡る映像や演出には安定感があり、テンポの早い展開も含めてドラマとしては秀逸な出来で、映画そのものの質は高い。ヴァチカンを舞台にした映画は多くはないと思うので、それだけでも価値はあるかも。

☆☆☆☆