
-本日は写真家flowinvainさんをゲストにお招きして・・・
「ちっちっち・・・写真家とは呼ばんで頂きたいですな」
-なんとお呼びすればよろしいでしょうか?
「そうですな・・・美を追い求める人、とでも」
-では、美を追い求める人flowinvainさん。
「なんでしょう」
-今回の展覧会では、抽象をテーマにされているようですね。
「さよう」
-個々の作品について説明して頂けますか?
まずは、こちらの作品。

-タイトルを教えて頂きますか?
「絵が写真と出会った時、両者の出会いは不幸なものでした。
似て非なる両者はお互いを尊重するために棲み分けを行い、
一者は自由を、また一者は再現を目指すことになりました。
ここにおいて2次元芸術は大きなカーブを描いたのです。
それは不幸な出来事であったと思えるのです。」
-いや、あの解説ではなくて・・・タイトルを。
「ですから、申し上げました」
-え゛・・・タイトルだったんですか!
では、ここに書いてあるキャプション・・・
これ・・・もしかしてタイトルですか?
「さよう」
-がび~ん!・・・いや失礼、おどろいてしまいました。
「芸術は常にオドロキをもたらしてくれるものなのです」
-・・・・・・
では、その、なにやら思えるのです、は・・・
何を写して、いや、何を表現しているのでしょう?
「何かが表現された時、
それが何かを意味していると考えるのは大きな間違いです」
-はあ・・・
では、こちらの作品・・・

「美に到達するベクトルは2つあると思うのです。
ひとつは普遍化する方向、あるいは自由を求める方向。
より多くの人に受け入れられれば、それは普遍ですし、
逆に自分すらも理解できなければ、それは自由です。
ア・プリオリなる感覚があるのを信じてはなりません。
我々が信じなければならないのは、ただひとつ美です。
現代の芸術には、信仰が欠けていると思えるのです。」
-・・・さっきのより長くなってる・・・
この、なにやら思えるのです、と
先ほどの、なにやら思えるのです、は似ていますね?
「もし、そう見えたとすれば哀しむべきことです。
先入観に汚された世界は美しさとは程遠い・・・」
-はあ・・・それでは、そろそろお時間です。
最後に、flowinvanさんにとって芸術とは?
「芸術とは、名前を付けることです」
-ありがとうございました。
本日は、ガランガランの展覧会場から、
美を追い求める人flowinvainさんをゲストにお送りしました。
「なんで誰も来ないんだ~!」
-やれやれ・・・