ライラの冒険 黄金の羅針盤 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
-THE GOLDEN COMPASS-

クリス・ワイツ監督

ダコタ・ブルー・リチャーズ主演

2007年アメリカ、112分

概要
 世界的ベストセラーとなったフィリップ・プルマンの児童文学を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー。『ロード・オブ・ザ・リング』を手がけたニューラインシネマが製作を務め、世界の果てへと旅する少女ライラの冒険を圧倒的なスケールで映し出す。監督と脚本は『アバウト・ア・ボーイ』のクリス・ワイツ。ヒロインの少女ライラ役には、新人のダコタ・ブルー・リチャーズがふんし、ニコール・キッドマンやダニエル・クレイグを始めとする豪華キャストが脇を固める。哲学的なストーリーや幻想的な視覚効果など、壮大な世界観が楽しめる。-Yahoo!映画-

感想
 何故か北米では余りヒットせず、世界不況の影響もあって続編制作は無期限延期になってしまったようだ。ファンタジー作品が食傷されてしまったのかも知れない。たしかに『ロード・オブ・ザ・リング』に比べればスケールの大きさは感じないし、『ナルニア国物語』に比べれば世界観が透徹されていない印象だ。

 ただこの作品に価値が無いかと云えば、決してそんなことは無い。近世と現代を繋ぐ科学の夜明けを連想させる世界観は魅力的なものだし、ストーリー展開はありがちだが純粋に楽しめる。ライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズはキュートだし、コールター夫人役のニコール・キッドマンは甘ったるさも感じるが、やはり美しいものは美しい。信頼度の高いクリス・ワイツの脚本と演出にも安心感があり、アカデミー賞を獲得した視覚効果も特筆すべきものだ。No.1ではないが、それでも素晴らしいファンタジー童話だと僕は思う。

☆☆☆☆★(4.5)