ルーヴル美術館展 at西洋美術館 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
 雨模様だった空から一転して、ポカポカ陽気になった3月のある日。東京上野の国立西洋美術館で開催中の「ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-」に行ってきました。ポスターの表紙になっているフェルメールの《レースを編む女》を始めとして、出展される71点の内、60点までが日本初公開だそうです。

ポスター
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 昨年、一昨年とフェルメール展をやっていたのに、混んでいるという話を聞いて断念し、「別にフェルメール好きじゃないし・・・」と嘯いていた僕ですが・・・この《レースを編む女》素晴らしかったです(笑)・・・非常に小さい作品なのですが、しっとりと全体に馴染みながら自己主張をする色彩、繊細な筆使い・・・美の極致と呼べるような作品だと思いました。


クロード・ロラン
《クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス》
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 このブログにも掲載しているクロード・ロランの代表作です。この絵の実物はやはりというか、想像以上に素晴らしいものでした。背景に溶けていく光と空気。人物のしっかりとした存在感。


ムリーリョ
《6人の人物の前に現れる無原罪の聖母》
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 僕の大好きなムリーリョの作品。天使たちに見出されるムリーリョの我が子への愛情。そんな彼が描いた天使たちの表情は、いつまでも見ていたくなるような、幸せな気分にしてくれます。


ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
《大工ヨセフ》
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 今回、一番の驚きだった作品です。画集などで見ると光の当たる肌がのっぺりとした感じで、あまり好きな画家さんでは無かったのですが、実物は全くの別物でした。光というモチーフを用いて描き出した瞬間は、あまりにもドラマティックで、映画の1シーンを見るようでした。


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 全体的な印象としては、それほど派手さは無いものの、珠玉の名品がそろった展覧会だと言えそうです。常設展にも同じ画家さんの作品が置いてあるので、比べてみるのも一興です。同じ画家さんの作品でも、明らかに質の差を感じます(苦笑)・・・「ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-」は6/14まで開催しています。