2/12 旅 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

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 駅前の広場で週に一回くらいラテン系の音楽家たちが演奏をしている。いつもは大して気にも留めていなかったが、今日は通りがかりにヘッドフォンを外して聞いてみた。空に高く響く音楽。どこから来たのか定かではないが、大気に融ける笛の音色はアンデスの高い空を感じさせた。
 一里塚の交差点近くの花壇に、捨てたかなくしたかは知らないが、いつからかサッカーボールが落ちている。雨にさらされて表面の塗装が完全に剥げ落ちていて、もうボールとしては用をなさないだろう。どういう一生を送ったのだろうか。
 そんなことを考えていたら、何故だか風の行方が気になった。この風はどこから来て、そしてどこへ行くのだろう。道沿いの枝を手で触れながら歩く。ドアの前には香水の残り香が仄かに漂っていた。