彩 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

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驀地に大地を目指した雨が 庇を撃って弾け飛んだ

淡々と流れていく背景は 幾千の鏡を映し

硝子のように砕ける瞬間を ただひたすら切り取っていく


雄々しく枝を道路に突き出した 名もしらぬ大地の王者

歩くものたちが築く楼閣は 上を恐れて崩れ去る


月すら呑みこまれる自由の空 喜びも悲しみもなく

雨も夕日も似合わないそこでは ただ白だけが許される


でも世界は彩りに満ちていて 真っ白な霧の向こうから

未だ誰も見たことがない色が 現われくるのを待っていた

霧が晴れるとき広がる世界は 僕だけが知っている世界


僕は鍵を持って歩くようになった いつの頃からなのだろう

彩りの中に君がいるだけで 幸せだと感じていた