
失われた言葉は忘れて心のおもむくままに言葉を置いてみる。
気が付けば感想文すら美しく書こうとする自分がいる。
その意思が美しいものなのかどうか。僕には分からない。
例えば、空に道を聞く。そんなものは知らないと答える。
言葉の中に美しさがあるのか、
言葉の並びに美しさがあるのか。
なにも分からぬままに、ただ言葉を並べてみる。
声に出すことも、詩になることも意識しない。
なにかが美しい時、そこには言葉があるのだろうか。
そこには、言葉には出来ない何かがあるのだろうか。
気が付けば美を理解しようとしている自分がいる。
その意思が美しいものなのかどうか。そんな事も分からずに。
例えば、時間の隙間に薄く薄く延ばされていく。
いつしか存在は消えてなくなるのだろうか。
気が付けば雨が降っている。
上を向いても距離が近づく訳じゃない。