秋風が吹く10/17。
新宿の東郷青児美術館で開催中の
「ジョットとその遺産展」に行ってきました。
パンフレット


高さ200mのビルの最上階にある美術館でもあり、
周りと隔絶したような錯覚を覚える展覧会でした。
この表紙の絵は、流れるような聖母の衣や、
画面全体に縁取られるように描かれた椅子など
実際に見ると非常に立体感があって、
存在というものを強く感じさせる絵でした。
ジョット・ディ・ボンドーネ
スクロベーニ礼拝堂壁画「羊飼いのもとに帰るヨアキム」

スクロベーニ礼拝堂壁画「羊飼いのもとに帰るヨアキム」

持ち運びが不可能な壁画などは、パネル展示されていました。
これはその内の1つで、スクロベーニ礼拝堂を飾る
連作、「ヨアキム伝」の中の1枚です。
展覧会はジョットに影響を受けた画家達の作品も
展示されており(だから、"その遺産展"なんですね)
ジョットが、後のルネサンス絵画に、どのような
影響を及ぼしたかが、分かるようになっていました。
その中で僕が気に入ったのは、こちらの板絵。
ロレンツォ・ディ・ニッコロ・マルティーノ
「バーリの聖ニコラウス、大天使ミカエル、
聖ラウレンティヌス、聖ユリアヌスをともなう聖母」

「バーリの聖ニコラウス、大天使ミカエル、
聖ラウレンティヌス、聖ユリアヌスをともなう聖母」

なんか元々は祭壇画だったらしいのですが、
盗難にあい、帰ってきた時には額を失っていたらしいのです。
しかし、この板絵は素晴らしかったです。
色使いや装飾性、聖人たちの明哲な表情など、
非常に洗練されているように感じました。
聖ニコラウス(サンタクロースです♪)


聖ユリアヌス


常設展にはゴッホの「ひまわり」
モネ、ゴーギャンが展示されています。
ちなみに、こんなビルです。一番上が美術館のフロア♪
