『海上の道』
柳田國男 (1875-1962)
柳田國男 (1875-1962)
古今東西の古典を勝手に選定しオススメする[古典のススメ]
第7回は「柳田國男」著『海上の道』(1961年)です。
日本民俗学の祖と仰がれる大学者、柳田國男の
最晩年の作で、愛知県の海岸で拾ったヤシの実から
日本民族の来た道を推測する壮大な仮説です。
柳田が拾ったヤシの実の話を聞いた「島崎藤村」が、
叙情詩『椰子の実』の着想を得たのは有名な話だそうです。
僕は柳田國男という学者を非常に尊敬していて、
そもそも今の大学に入ろうと思ったのも、
柳田文庫を所蔵していて柳田民俗学を中心に学べる
日本でも珍しい文化史学科という学科があるからでした。
それが何故、芸術学科に入ってしまったか?という話は
多分、次回明らかになると思います。