さよなら子供たち
Au revoir, les enfants
FRANCE/WEST GERMANY 1987
監督/脚本:Louis Malle
出演:Gaspard Manesse/Raphael Fejtö/Francine Racette
ルイ・マル監督が描く、自伝的色彩が濃厚なナチス占領時代の少年もの。1944年、ナチス占領時代のフランス。パリからカトリック寄宿学校に疎開している12歳の少年ジュリアン・カンタンの学校に、ある日ジャン・ボネという少年が転入してくる。彼は少し変わってはいるが、数学、国語、ピアノなど学業優秀でジュリアンのライバルとなった。初めはどこか打ち解けない2人だったが、次第に連帯感が生まれてきたその頃、ふとしたことからジュリアンは、彼が偽名を使って転入してきたユダヤ人であることを知る……。
-Yahoo!映画より-
1980年以降の洋画を採り上げる「洋画のススメ」
第4回はルイ・マル監督「さよなら子供たち」です。
悲劇なのですが、高らかに謳い上げる訳でもなく、
大声で叫ぶ訳でもない。そこが深々と胸に突き刺さります。
悲劇の中心になる人物を主人公にしなかったことで、
心の中に余韻を残す虚しさが際立っているようです。
見終わった後には、しばし言葉を失ってしまいます。
10年近く前に僕がこの映画を初めて見た時、
これこそがまさしく映画だと思いました。
娯楽作品としてでは無く、芸術作品としての映画の
もうひとつの価値を僕に教えてくれたように思います。