僕が歩いた道夜明け前 ラジオ片手 窓辺に座り 風を感じていた 風に揺れるススキに埋もれていた頃 言葉に意味なんて無かった ああ僕は何を見ていたんだろう 雨の降る朝 人のいない街 霞んだ空に 光を感じていた 電柱の微かな灯りに照らされて 今、全ては幻のようになっていく ああ僕は何を失ったんだろう 空を飛ぶ鳥 水に浮く花 夕焼けの彼方 雲が消えていく 遥かに続く鉄塔を追いかけた頃 あの雲には手が届いた筈なのに ああ僕は何処へ行くんだろう