意気相随という言葉があります
意識の行くところに
気も行くということです
教室では 身体の中の
気を動かす時に
このテクニックをよく使います
そしてまたこれ以上に
パワーのあるテクニックとして
「意守」する
という言葉があります
そこに意識を固定させる
という意味です
そうするとその場所は
他の部位より
明らかに 存在感を増す
そうやってその場所を強化したり
分散しそうな自分の心を
一つにまとめていくのです
確かに 悩みごとがある時は
人生の全てが
悩みごと一色になってしまう
身体のどこかに痛みがあれば
他の健康な部位の事なんて
すっかり忘れて
痛みや辛さに圧倒されてしまう
気功では功法の始まりや終わりに
意識を丹田に集めます
「意守丹田」いしゅたんでん
バラバラに散らばっている気を
一つに集め まとめ
落ち着かせる
日常は色んなことが起きますから
心はいつもさまよいます
昨日に行ったり
明日に行ったり
時には数十年前、数十年後にまで
落ち着かない
不安定な心をまとめたい
そう思ったら
「意守丹田」です
丹田には
私達が生きるための
パワーを満たすところ
ここのパワーこそ
生きる力、元気のもとになるのです
場所はおへその下3センチ
奥行9センチ
と言われています
正確に表現するのは難しいですが
意識するとそこは
ぼんやりと温かく感じます
おなかの中の赤い風船が
息を吸うと大きくなる
息を吐くと小さくなる
そうやって自分の中の風船を
何度も繰り返し
収縮させて鍛えます
丹田が充実すると
自分の軸がくっきりしてきます
森の中の光は緑色
✐気功ワンポイントアドバイス
意守丹田…お臍の下を意識する