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〜フラワリーノーツ〜ピアノ教室です❀

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「お豆奏法とは」シリーズ第三弾❣️
*えりなちゃんのHPを元にしていますので、
奏法についての説明は、
えりなちゃん目線の表現となっています。*
 
 
🎹 ピアノの構造にかなった弾き方
打弦楽器とも表現されるピアノは、
鍵盤を弾くと、間接的にハンマーが
跳ね上がって金属弦を打ち、
音が鳴ります。
グランドピアノではこの仕組みを
観察できます。
 
緩んだ指先で7ミリを打つと、
ppはもちろんffであっても
弦に負担がかからないので、
弦の響きは最大限豊かになります。
 
水面に波紋が広がるような
心地よい音波を生みます。
 
ピアノは美しい音を奏でるように
作られています。
人の為すことを最小限にすると、
ピアノは美しく歌い始めます。
 
ピアノ構造の理解は、
打鍵する際の最小限かつ最適な
手腕動作の感覚をつかむのに
役立ちます。
 
 
🎹 鍵盤の表面近くから打鍵する
ピアノは、
鍵盤の表面から7ミリ下までの動き、
それだけで鳴る仕組みを持っています。 
 
鍵盤の表面を水面に例えると、
指は水面からあまり離れることなく、
水しぶきを上げずに着水&入水🟰打鍵
して演奏するのが理想的です。

 

鍵盤から離れたところから打鍵すると、
仕事量が大きくなり手腕に
余分な力が入って、その結果として
音もはずしやすくなってしまいます。

 

 
🎹 弦を美しく響かせるために
鍵盤を打っても、
7ミリに達していないと
音が抜けてしまいますし、
反対に、
鍵盤の底まで打つ弾き方では、
ハンマーに過剰な力が伝わり、
弦の振動を最大限に生かせません。
 
ピアノの弦を美しく響かせるためには、
鍵盤の表面から7ミリ下をねらい、
『お豆』を感じます。
 
お豆奏法を実践していると、
ハンマーが弦に当たるこの一点
『お豆』を緩んだ指先で
感じられるようになります。