古からの
高輪邦楽鑑賞会 尺八・箏・三絃 第29回 つきなみの会 演奏会
生田流 箏・ 三絃教室主催の松井美千子先生のお誘いで、高輪邦楽鑑賞会にいきました。
4年ぶりの演奏会です。
和装姿 舞台の照明のもと、りりしく、華やか。
そして圧巻の演奏です。
十七弦の音が、低く響き。尺八が空気を震わせる。三絃が歌い、箏が音色の花々を咲かせていきます。
樋口一葉の和歌を歌う曲が最後に演奏されました。
14歳の樋口一葉の心情を楽器と合わせて歌でも披露。
一葉の視点と彼女を見守る大人の慈愛の視点、両方が感じられる演奏でした。
そして4年ぶりの舞台で目を引いたのは、身にまとっている衣装だけでなく、演奏の方々の座る姿勢、演奏の時の身体の動きです。
また、本来緞帳の後ろで行われる楽器の準備や片付けなど裏方さんの身のこなしにも目が釘付けに。
どの姿勢や所作にも気品があり、気持ちがすっきりとします。
全身で感じられる、古からの音色。晴れやかな気持ちで会場を後にしました。
ドイツに、尺八奏者の、蓮茎さんがいらっしゃいます。
西野流呼吸法の教室を開いてお弟子さんたちに指導されています。
素晴らしいですね