生徒さんの言葉
「何か足りない。補うもの探していました。」
ある日の生徒さんの言葉。でもこれは、かつての私自身の言葉でもあります。
そして「疲れた!」とも・・言えない日々だったなぁ。 言ったらくずれそうで
それが、劇的に変わっていったのが、西野流呼吸法の稽古。
自分の中に、”こんなエネルギーがあるんだ” という驚き。
それは、『自分で身体を動かし、呼吸をしなければ何も創り出すことはできない』と
いう世界への入り口でした。
でも、その先がある。
それは、「自分からエネルギーを出す」という新しい感覚。
「不足しているから得たい」とは違う。
ミトコンドリアがせっせと人知れずエネルギーを生産してくれている。
そこに、「自分からエネルギーを出す!」という意志が作用すると・・・
稽古を始めた時、何のことかわからなかった基本稽古に説明されている言葉。
身体自身が耳を傾け己の身体の代弁者である言葉に安堵する。
たぶん、多くの人がいつも「何か足りない。補いたい。」と渇望している現代。
それを大逆転できるのは、自分。