足芯呼吸の奥義⑶
”気”の奥義 P238~
背骨に沿って上がった”気”をどんどん吸い上げて、百会(頭頂部=赤ん坊のときには
柔らかく、呼吸にともなって動く部分)まで持っていきます。
百会でいったん息を止め、今度は身体の前面を通して丹田までゆったり、しかも一
気に下ろします。
「ゆったりと一気に下ろす」
この二つの事象は、同時に成り立つのでしょうか?
なだれを遠くからみているような、また身体の前面の細胞一つ一つ通過しながら高速で落ちていくような・・・
百会から丹田を点でむすぶのではなく、面でとらえる感覚でしょうか?
これは、自分で試してみようと思います。
点と点で結んだ方法と、面で流れていく方法と。
軍配は、面に傾いていますが。
違いをたしかめるのも、面白そうです。
先日、対気の手の組み方について、指導員の先生が手首を合わせることは、基本ですが、基本を押さえた上で「いろいろ試してみて」と言ってくれて、嬉しかったです。
試して確かめるということは、楽しいことですね。