気育について
天の恵みを受けた人を天才と言います。
でも実は、誰でもがその天才になる秘密があったのです。
それは呼吸であり、生命エネルギーだと思います。
呼吸を変え、生命エネルギーをどんどん高めることで、身体知を
養い、感覚、感性を引き出す、それが、言わんとする”気育”なの
です。
私は、呼吸法や”気”が教育に取り入れられて、”気育”が知育、
体育を真に生かす橋渡しとして、大きな役割を果たす日が来るこ
とを願っています。
感覚、感性を引き出す教育。知育と体育に通底する教育。この通
底という感覚こそが、欠如してしまったのかもしれません。
大人たちも、気育を受けてこなかったので、子供たちに示せない
のが実情ではないでしょうか。
結果的に頭脳知も 使っているのは、狭い範囲になっているので
はないでしょうか。
呼吸を狭くとらえないで、自覚的な呼吸をすることが、自分たち
の生命そのものを強くして、昂揚させると当たり前に思えるよう
にしたい。