オープン・クローズ呼吸力を鍛える
いざこども はしりありかん 玉霰 松尾芭蕉
霰がふってきても、走りまわるような 子どもたち。
呼吸法でより元気な子どもたちが増えますように。
西野流呼吸法の稽古によって、このような要素が体得できるようになると、”宙遊”という身体の状態に導かれるようになります。
”宙遊”とは、人間の身体を限りなく解放し、宇宙と一体になった理想的な状態です。
身体を構成している細胞一つ一つが感じとれて、身体の中に宇宙があり、身体が宇宙に通じていることを体得します。
それにより、身体は「固い、動かしようのないもの」という感覚から、「やわらかく自由で、自在なもの」に変わっていきます。
西野先生は、動物の狩りや胎児が育っていくときのことを例
に出して説明されています。クローズでエネルギーを蓄え、オ
ープンで全身に巡らすと。
貫和先生は、講演会でオープン・クローズについて、30分過ぎ
ごろからお話されています。
” 旋遙”がラジオ体操の深呼吸とは反対の動きで、しかもねじっ
て呼吸を行っていることが、いかに斬新であるかお話しされて
います。
先生方に、身体の内部の説明をお聞きし、イメージしやすく、楽
しい、きれいな”旋遙”を見ると、やる気でますね。
いざ細胞 はしりありかん 宙遊へ