精神科外来の日。
先生『調子は?』
私『薬を飲む時間を変えてもらってから、少し良い気がします。
なんとなくですけど』
婦人科手術の話をした。
今後のために手術はしたい。
でも不安。
怖い。
フラッシュバックが増えた。
うまくいかなかった手術。
痛み、辛さ。
入院生活の悲しい出来事。
傷付いたこと。
せっかく思い出さなくなっていたことを、次々と思い出すようになった。
『手術は麻酔科が何とかする。
何かあったら麻酔科が頑張ると思うよ』
先生の言葉がスッと入ってきた。
確かにそうだ。
手術は麻酔科医次第。
手術中にアナフィラキシーショックを起こした時、麻酔科医が器官内の1つの発赤に気が付いてくれた。
一気に症状が悪化する中、救命処置が間に合ったと聞いた。
麻酔科医が発赤に気が付くのが遅かったら、死んでいたんだ。
入院中の私は、何を言われても頭の中でネガティブ変換されていた。
今では、きっと麻酔科医のおかげで死ななかったんだと思える。
何かあったら助けてくれる気がする。
病院を変えたくない理由の1つだ。
他の病院での手術は考えられない。
やるしかない。
精神科で先生に話を聞いてもらうと、頭の中が整理される。
先生『少しずつ落ち着いてきてるかな?』
私『そうですね。
なんとなく、そんな気がします』
