私はいつからおかしいのか。
苦しみは、きっと私の性格のせいだ。
自分を責める方が楽だと思っていた。
この病院で手術をして、死にかけて、辛いことが続き、心が追いつかなくなった。
そして、私の心は少しずつ壊れていった。
病院のせいだ。
私のせいだ。
頭の中でグルグル回る。
安定剤を飲んでもなかなか治まらない。
『先生はすごくよくしてくれているから、大丈夫』
『命を助けてもらっただけでもありがたいと思おう』
2度目の入院前に、家族を宥めた。
病院は悪くない。
私が言い続けることで、少しは家族の不安が軽くなると思った。
本当は不信感がある。
でも口にしてはいけないと思った。
私が、本当の気持ちを全て話すと、家族も我慢できなくなる。
『私は大丈夫だから、心配しないで』
退院して顔を合わせたら、本当に言えるだろうか。
会いたくない。
いつになったら排泄は元に戻るだろうか。
怖がらずに食事が摂れる日は来るだろうか。
壊れた心は元に戻るかわからない。
最後まで、ちゃんと治してよ。
これが私の望み。
叶わないことだとわかっているから、少し悔しい。